崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

中国留学生博士号を持って帰国

2007年03月22日 06時44分40秒 | エッセイ
 9年前中国延辺大学を訪ねた時、現職の夫婦教授が私の前職場であった広島大学へ留学した中国留学生の呂秀一さんが博士論文「在満朝鮮人の国籍問題をめぐる日中外交政策の研究」を持って、帰国の挨拶のために広島を朝5時に出発して訪ねてきた。同行した夫婦は漢族、回族、そして彼は朝鮮族、私韓国人、留学生を支援する堀氏や家内は日本人、この偶然集まったメンバーで緊急国際会議のような雰囲気になった。家内から彼に餞別を上げる時拍手をした。このように中国に帰国した人々を訪ねて今年は中国旅行をすると約束をしてしまった。そして、小倉教会トラジ学園祭で講演にするために時間ぎりぎり走っていって十字架の下でシャーマンの映像を見せながら話をした。朱牧師の配慮が深く広いことをしみじみ感じた。その教会は今年度女性長老を立てる画期的なことも予定している。また聴衆中には作家や画家などもいて、さらに拙著を2冊も読んでいる人もいて嬉しいことばかりであった。