ふぐの文化商品化 2007年03月11日 08時51分57秒 | エッセイ 東亜大學で私が指導担当をした井藤寿子の卒業論文「ふぐの文化商品化」が3月8日付け山口新聞に紹介された。彼女は下関出身者としてふぐの調理師の資格を持っており、ふぐに関する強い関心をもって、現場を訪ねながら調査をした。彼女の論文から下関の発展に一つの問題が伺える。それはふぐの生産そのものより、これからはそのイメージを象徴的に文化商品化することが重要であるということである。このような論文からも下関の発展の叫びに耳を傾けるべきである。