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春夕焼

金曜日、。朝まで、仕事、午後まで眠。雑用を済ませてから、泳ぎに行く。笑ひ・祝福・運動。この3つが欠けると、心が硬くなるような気がする。

帰りに、きれいな夕焼を見た。春の夕焼は、夏の暑苦しさがなく、しかも、穏やかでいい。時間の長さも、冬を経た後なので、はっきりと感じられてくる。秋の夕焼は、暮れるのが早すぎる。春の夕焼は、どこか、少女のような表情をしている。

こんな話を家人にしたら、夏の夕焼には蜩の音楽があるので、いつまでも見ていたくなるのだという。なるほど、確かに、春の夕焼には蜩は鳴かない。けれど、その淡い紅と薄い青空の青、白い雲の色彩の調和は、どこか音楽的である。

雪山に春の夕焼滝をなす  飯田龍太

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