verse, prose, and translation
Delfini Workshop
往還日誌(6)
■5時半に起きて、帰山の準備。
部屋を掃除して、風呂を掃除して、トイレを掃除して、ノートPCやスマホを充電し、燃えるごみはすべて処分した。
段ボールがだいぶ残っているが、来月でないと処分できない。ゴミについては、以前、環境系コンサルティング会社にいたので、興味を持っていて、上洛したその日に、京都市役所に、具体的なゴミが、どの分類に入るのか、たとえば、延長コードや包装アルミなどはどうすべきか、電話で問い合わせた。
ゴミで興味深いのは、まず、その表現で、関東では「燃えるごみ」と表現している。これは焼却炉で燃えるゴミ(燃やすことが可能なゴミ)という意味である。自然発火する、という意味ではもちろんない。
京都市は、「燃やすごみ」と表現し、そのように印字されたごみ袋を3種類のサイズ(45L、20L、10L、実際には、指定サイズは5種類ある)で、コンビニなどで販売している。この表現は燃やす主体を意識した表現である。
関東の表現は、焼却炉の能力を意識していると言っていいだろう。
私が京都市役所に聞いたところでは、チーズなどの包装アルミは、燃やすごみ、リサイクルマークのないプラは燃やすごみ、延長コードは、区役所の小型家電回収ボックスで回収、乾電池も乾電池回収ボックスで回収、小型家電(マックス、30:30:40)も小型家電回収ボックスで回収。これらは区役所に設置されている。
乾電池なども、区役所へ出向いで処分しなければならず、やや、めんどうな気はする。
朝は、暖かい冬の雨だった。帰山の準備が一通り終わり、まだ、時間があったので、雨も上がったので、歩いて行ける相国寺、承天閣美術館の「曝涼展 冬」へ行く。相国寺でもっとも見たい収蔵品は、本阿弥光悦作の「赤楽茶碗 加賀」であるが、それは、現在の企画展では展示されていなかった。若冲の葡萄小禽図と月夜芭蕉図が印象的だった。
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