かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ペテルギウスの超新星爆発、本当に近々見られるんでしょうか?楽しみではありますが・・・。

2013-09-26 22:14:14 | Weblog
 台風一過、とはよく言ったもので、まさかこんなに気候が一変しようとは思いませんでした。一応天気予報では予告はされていましたが、実感してみるとなるほど、大変戸惑わされるものです。なにせ昨日はあんなに蒸し暑かった日中が、半袖では寒気を覚えるほどになったのですから、激変にも程があります。明日朝の予想最低気温が11度だそうですから、今夜はよほど暖かくして寝ないと、いきなり風邪を引いてしまいそうです。週明けからは、また蒸し暑さが少し帰ってくるらしいですが、少しは穏やかに変化して欲しいですね。

 さて、もうすぐ、千年に1度の一大天文ショーを目にする機会が訪れるのだそうです。ハワイ・マウナ・ケア山にある天文台の観測によると、オリオン座のα星ことペテルギウスが、ここ16年間球形を保てなくなってきているのだそうです。極と極が圧縮され、遠心力のお陰で赤道がかろうじて維持されているような状態で、これは数週間から数ヶ月以内に超新星爆発が起こる兆候なのだそうです。
 ペテルギウスが超新星爆発を起こすとどうなるかというと、夜空の一角が突如輝きを増して、最低でも満月と同等、ひょっとすると太陽と同程度、つまり昼同然になり、それが1ヶ月半続くことになるとのこと。つまり、地球の一部は夜のない夜、白夜に、他のところは昼の時間が数時間延長、というようなことになるのだとか。爆発から2、3週間で光が衰え始めるそうですが、仮に満月レベルだとしても、15夜と重なればその夜は月2つ分の明るい夜になるのですね。

 超新星爆発で心配なのがガンマ線バーストですが、ペテルギウスまでは642光年ですから、まともに照射されればひょっとしたらかなり面倒なことになるかもしれません。一方で、それだけ離れていたら問題ない、という説もあるようなので、どうもよく分かりませんが、超新星爆発の時のガンマ線バーストは自転軸方向に出るが地球はそれからかなりずれているから大丈夫、という話もあり、あんまり心配してもしょうがないかもしれません。実際、本当に強烈なガンマ線ビームが地球に襲いかかってくるような事になればもはや逃げようがありませんし、全人類揃って討ち死に、ということならそれはそれでしょうがないと腹をくくるよりないでしょう。もう少し時代が進んでいれば、ひょっとしたらガンマ線を弾き返す磁力メッキみたいなものが発明されて、地球を覆い尽くすようなでっかい傘を宇宙に作ったりできるようになるかもしれませんが、今は全くの夢物語ですから、しょうがありませんね。


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