今日はよほど身体が疲れていたのか、昼食後軽く眠気が感じられたのでごろん、と横になっていたらたちまち眠りに落ち、気がつくと日が落ちて暗くなっていました。朝も少し寝坊していたので、昼間の活動時間はほんの数時間ばかり。食事と洗濯とをのぞくと本当に何もしないうちに一日が終わってしまいました。しかも、それくらい寝てしまうと夜は目が冴えて寝られなくなるものなのですが、夕食後の今もまたやたらと眠気が強くて、この分だと明日朝までぐっすり眠る事が出来そうな勢いです。季節の変わり目は体調を崩しやすくて毎度面倒な事に成りがちなのですが、この眠気もその一環なのかもしれません。まあ休日ではありますし、この際徹底的に睡眠をむさぼるのも悪くないかもしれません。
さて、私がのんべんだらりと無為な休日を満喫している間に、宮崎県では大変な騒ぎに成っていた模様です。何でも、宮崎県日向市で猿が一匹、市街地を徘徊しては通りかかるヒトに無差別に襲いかかって噛みつき、中には20針も縫う重傷を負った20代の男性も出ているとかで、市職員らが24時間の厳戒態勢に入っているのだそうです。そのために議会の答弁書が作成できないとして、市議会が延期されるなど、市政にも影響がでているのだとか。
今まで猿などの野生鳥獣とヒトとの確執は色々と報道もされてきましたけれど、猿の方から積極的にヒトを襲いにくるというような事例はあまりなかったように思います。過去に何かされてヒトを恨んでいるのではないか、という説も出ているようですが、それにしたって、警戒心旺盛な野生動物が曲がりなりにも自分よりも身体が大きいヒトに対して単独で攻撃を仕掛けてくる、などというのは驚きの事態です。7月中旬からこれまでに既に17人の犠牲者が出ているそうですが、既にヒトを襲うのに慣れ、警戒する気が無くなってきているのでしょう。市では課長級職員が交代で詰める24時間運営の対策本部を設け、約40人態勢で24時間市中見回りするとともに、明日8日には、県警の特別機動警察隊やヘリコプターを投入し、400人態勢で捕獲作戦を行うとのことです。
ヒトが無作為に植林し、高齢化で山に入らなくなって山が荒れて野生鳥獣が住みにくくなり、人口が減って町からも人気が無くなる一方で、収穫もされないでほったらかしの果樹やきちんと残渣処理されない収穫後の野菜が増え、更に都市部の豊富な残飯などの餌、と、鳥や獣からしたら山にいるよりも町に降りてきた方が良い、というような環境へと変化してきているために、ヒトと獣のお互いのテリトリーが重なりあり、以前よりもニアミスしやすくなっているのでしょうね。こうして豊富な餌で栄養状態が改善し、温暖化で冬越しも割に難しくなくなってきて、野生動物が生き残りやすい状態になる、更にオオカミなどの天敵もいないし猟をするヒトもおらず、動物自体が増えてきているのも、こうした問題を起こす素因に成っているのでしょう。
人慣れしてヒトを恐れない野生動物はもはや処分するより無いと私は思いますが、杉檜ばかり植林して結果的に山を荒らした林政などを改め山の再生を計るなどの抜本的な対策を考えて行かないと、多分これからもこのような悲劇は起こり続ける事でしょう。
さて、私がのんべんだらりと無為な休日を満喫している間に、宮崎県では大変な騒ぎに成っていた模様です。何でも、宮崎県日向市で猿が一匹、市街地を徘徊しては通りかかるヒトに無差別に襲いかかって噛みつき、中には20針も縫う重傷を負った20代の男性も出ているとかで、市職員らが24時間の厳戒態勢に入っているのだそうです。そのために議会の答弁書が作成できないとして、市議会が延期されるなど、市政にも影響がでているのだとか。
今まで猿などの野生鳥獣とヒトとの確執は色々と報道もされてきましたけれど、猿の方から積極的にヒトを襲いにくるというような事例はあまりなかったように思います。過去に何かされてヒトを恨んでいるのではないか、という説も出ているようですが、それにしたって、警戒心旺盛な野生動物が曲がりなりにも自分よりも身体が大きいヒトに対して単独で攻撃を仕掛けてくる、などというのは驚きの事態です。7月中旬からこれまでに既に17人の犠牲者が出ているそうですが、既にヒトを襲うのに慣れ、警戒する気が無くなってきているのでしょう。市では課長級職員が交代で詰める24時間運営の対策本部を設け、約40人態勢で24時間市中見回りするとともに、明日8日には、県警の特別機動警察隊やヘリコプターを投入し、400人態勢で捕獲作戦を行うとのことです。
ヒトが無作為に植林し、高齢化で山に入らなくなって山が荒れて野生鳥獣が住みにくくなり、人口が減って町からも人気が無くなる一方で、収穫もされないでほったらかしの果樹やきちんと残渣処理されない収穫後の野菜が増え、更に都市部の豊富な残飯などの餌、と、鳥や獣からしたら山にいるよりも町に降りてきた方が良い、というような環境へと変化してきているために、ヒトと獣のお互いのテリトリーが重なりあり、以前よりもニアミスしやすくなっているのでしょうね。こうして豊富な餌で栄養状態が改善し、温暖化で冬越しも割に難しくなくなってきて、野生動物が生き残りやすい状態になる、更にオオカミなどの天敵もいないし猟をするヒトもおらず、動物自体が増えてきているのも、こうした問題を起こす素因に成っているのでしょう。
人慣れしてヒトを恐れない野生動物はもはや処分するより無いと私は思いますが、杉檜ばかり植林して結果的に山を荒らした林政などを改め山の再生を計るなどの抜本的な対策を考えて行かないと、多分これからもこのような悲劇は起こり続ける事でしょう。