ここへ来て秋の深まりが否応無しに加速しているみたいです。昼間はまだそれなりに暑さも感じ、ミンミンゼミがこれが最後と思っているのか、盛大に鳴いておりますが、とにかく日が落ちると急速に気温が下がって外はもう寒いくらい。とても先週先々週に窓を開け放ち扇風機を全開にしていたとは思えない急変ぶりです。涼しいのは快適でそれはそれで良いのですが、あまりに変わりすぎると身体がついていかなくて風邪を引いたり体調を崩してしまいかねませんので、それだけは注意しています。
さて、東京都のいわゆる「君が代訴訟」。東京都が、教職員に対して卒業式等の式典の際に国歌である「君が代」を斉唱するよう義務づけたことが、我が国の憲法に違反するかどうか、が問われた訳ですが、最高裁判所は上告を棄却、訴えを起こした教員らの敗訴が確定しました。
原告の教員らは「思想や良心の自由を保障した憲法に違反する」と主張して裁判を戦った訳ですが、「今回の職務命令は憲法には違反しない」という判断が、これで確定した訳です。
「君が代」がどうして思想や良心の自由と相反するのか、私としてはその点がそもそも理解できないのですが、それはそれとして、とにかく「思想や良心の自由」の保証と君が代斉唱義務づけは互いに排他的に両立し得ないものではなく、問題ない、という判断が下されたことは、まずは祝着と言ってよいのではないのでしょうか。「君が代」拒否にはそもそも幼稚なわがままとしか思えない様子がうかがえたのですが、これで当事者の皆さんが反省したかというとどうもまるでそんな気色は無いみたいで、例によって不当判決、司法は死んだ、と言いたい放題の捨て台詞を満載されているようです。ただ、もはやマスコミもニュース性は無いと判断されたのか、判決後の司法記者クラブでの会見はガラガラだったようで、残念ながら時の風化に耐えうるほどの力は無かったようだと判断せざるを得ません。この辺りも、憲法上の重大な問題、というよりも、自由をはき違えている教員の方々の最後のわがまま、と言う風に世間からとらえられているということをあらわしているのかもしれません。
国歌斉唱をせず、代わりに自分たちで創った妙な歌を歌わされた中学生だったころのン十年前からは格段に状況は改善してきていると言えそうですが、まだまだ妙なわがままも出てくる事でしょうし、今後もそんなのは許さない、正常な流れが続くように祈って止みません。
さて、東京都のいわゆる「君が代訴訟」。東京都が、教職員に対して卒業式等の式典の際に国歌である「君が代」を斉唱するよう義務づけたことが、我が国の憲法に違反するかどうか、が問われた訳ですが、最高裁判所は上告を棄却、訴えを起こした教員らの敗訴が確定しました。
原告の教員らは「思想や良心の自由を保障した憲法に違反する」と主張して裁判を戦った訳ですが、「今回の職務命令は憲法には違反しない」という判断が、これで確定した訳です。
「君が代」がどうして思想や良心の自由と相反するのか、私としてはその点がそもそも理解できないのですが、それはそれとして、とにかく「思想や良心の自由」の保証と君が代斉唱義務づけは互いに排他的に両立し得ないものではなく、問題ない、という判断が下されたことは、まずは祝着と言ってよいのではないのでしょうか。「君が代」拒否にはそもそも幼稚なわがままとしか思えない様子がうかがえたのですが、これで当事者の皆さんが反省したかというとどうもまるでそんな気色は無いみたいで、例によって不当判決、司法は死んだ、と言いたい放題の捨て台詞を満載されているようです。ただ、もはやマスコミもニュース性は無いと判断されたのか、判決後の司法記者クラブでの会見はガラガラだったようで、残念ながら時の風化に耐えうるほどの力は無かったようだと判断せざるを得ません。この辺りも、憲法上の重大な問題、というよりも、自由をはき違えている教員の方々の最後のわがまま、と言う風に世間からとらえられているということをあらわしているのかもしれません。
国歌斉唱をせず、代わりに自分たちで創った妙な歌を歌わされた中学生だったころのン十年前からは格段に状況は改善してきていると言えそうですが、まだまだ妙なわがままも出てくる事でしょうし、今後もそんなのは許さない、正常な流れが続くように祈って止みません。