かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

スズメバチの跳梁する季節を迎えましたが、今年はなぜかあまり姿を見ません。

2013-09-03 22:01:03 | Weblog
 今日は結構蒸し暑い一日で、暑い夏の再来か、と思ったものでしたが、さほど気温は上がらなかったようで、昼間車で走る時に空調は切って窓を開けて走っていても特に暑さを覚える事はありませんでした。つい先日まで、信号で止まろうものなら意識が刈り取られそうな錯覚を催すほどの暑さに苛まれたものですが、ほんの数日で劇的に変われば変わるものです。今週一杯は台風の影響もあるのかじめじめした雨模様の天気のようですが、来週にはそれも終わり、からっとした秋らしい気候になるそうなので、今から楽しみにしております。

 さて、神奈川県でスズメバチが大発生し、猛威を振るっているのだそうです。
 横浜市では防除の際に着用する防護服を貸し出しているとの事ですが、その相談件数が7月末で昨年比1.5倍増の800件に達しているとか。また、駆除費用の一部助成を行う横須賀市では、8月末までに職員の確認した巣の数が887件で、578件だった昨年1年間の記録をあっさりと超え、過去最多の平成21年の1413件に迫る勢いとのこと。
 スズメバチの駆除業者などでつくる神奈川県ペストコントロール協会というところの話によると、4~7月の駆除依頼件数は昨年同期の約4倍で、都心部での相談が増えているのだそうです。
 スズメバチは山の中にある我が職場でも比較的普通に見かけるハチで、草刈り作業中に刺されたりする事故もありましたが、なぜか、今年に関しては飛んでいる姿を見かける事がありません。通常ゴールデンウィーク明けくらいに、新たな巣作りのために飛び回っているのを見るのを皮切りに、夏から秋にかけて警戒を要する厄介な空飛ぶ凶器なのですが、今年はその春先からいっこうに見かける事が無く、今までほとんど音沙汰がないのです。その一方で今年は毛虫の類いが例年になく多く、これも天敵であるスズメバチがいないせいではないか、と思っておりました。
 神奈川での大発生は猛暑の小雨で元気に生き残り繁殖しているためだそうですが、猛暑の小雨ならこちら奈良の山中も同じはずで、それで何故かくも大きな差が生じているのか、疑問があります。ひょっとしたら昨冬の寒さがきつく、冬越しに失敗した女王蜂が多かったのではないか、と想像されますが、神奈川の冬は奈良の冬よりよほど暖かいのでしょうか。
 秋は一番好きな季節なのですが、とにかくスズメバチだけは厄介です。いくら少ないとはいえゼロのはずは無いので、凶暴さを増す秋を迎え注意するに越した事はありません。

コメント
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