自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

わずかな滞在、トリエステ 南チロルのビール Forst(フォルスト)をいただく♪

2015年12月16日 | スロベニア・イタリア2015
塩田を出て、スロベニアとは、さようなら。 涙でる〜。 トリエステはすぐ隣。 イタリアの最東端、スロベニアの海側、いいところをぐっと食い込んだようなところ。古代ローマ時代に起源をもち、中世には、海洋都市ヴェネツィアの支配下におかれ、その後オーストリアと統合、国連の管理下におかれ、1954年にイタリアに復帰(^▽^;) なんとも複雑。 スロベニアもそうだったけど、このあたりの歴史は、本当に難しい。

トリエステは、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の州都。 オーストリアの影響を受け、バロック、ネオ・クラシックなど、堂々とした建物が多い。

海沿いのウニタ・ディ・タリア広場 政庁舎(県庁)

ここで、健脚チームとのんびりチームは別行動。 なぜなら、われわれのんびりチームは、翌朝六時半の電車で、フィレンツェへ向かうからだ。
さっと食事をすませ、早く寝ないと。

ひとまず街をぶらぶら。 夕日が美しい


街は、くれない色に染められ、自分は、地球に立っているんだな〜と確認する。


ホテルに戻る途中、きのこやさんを発見

うほ〜、買いたい、でも、買えない・・・(^▽^;)
お兄さんに、どこかおすすめのレストランを教えてくださいとお願いすると、さっき歩いてきた広場近くのレストランを教えてくれた。 せっかくなので、とぼとぼもと来た道を戻って、レストラン発見。 中に入ると、人でいっぱい。 今日は金曜の夜、さすがに満席らしい。 あ〜ん、もう、こうなったらどこでもいい、と気持ちはなえる。

ホテルの近くでいいや。 ホテルの裏手にまわると、レストラン。 ここでいいよね、とYちゃんも同意
ファミレス的な造りだけど、きれいだし、良しとしよう。

と、テーブルにある紙のランチョンマット

ビッレリアって書いてあるじゃないの〜〜〜〜! 期せずして、銀座ライオンみたいなビール屋さんに吸い込まれていた(◎_◎;)
さすが、酒飲みのんびりチーム、疲れて脳は働いていなくても、酒への飽くなき執念? 嗅覚が働いていたのだろう(笑)

ぐったりした気持ちは、急に上向きに上がり

ビールで乾杯〜〜\(^o^)/

このFORST(フォルスト)というビール会社、調べると、北イタリア、南チロルに本拠地を置くビール会社。 南チロルは、ドイツ語圏(イタリアなのに)らしく、アルプスの湧き水で、ドイツ産の上質ホップを使って作られる、ドイツ系?ビールというわけだ。 どおりで、おいちい訳だ。

南チロルといえば、クヌーデル(カーネデルリ)が食べたい。 クヌーデルある?って聞いたら、これが出てきた

で、でかい(;゜Д゜) 残ったパンにハムやチーズを加えてまるめ、ゆでたもの。 想像していたのと、、、違うんですけど・・・。
クヌーデルは、ドイツ語でまるめたものの総称のようで、イタリアで言えばポルペッタみたいな?
だから、大きさや作り方、具材が違ってもクヌーデルになるわけね。

ピザ

これはなんだか、昔懐かしのパントースト


ソーセージ

料理の味はイマイチだったけど、ビールを楽しめたから、良しとする(笑)

さあ、ホテルへ帰って、明日朝早いので、支払いも済ませて、寝る。

狭かったけど、きれいだったし、リーズナブルで良かった。

10月17日土曜日
まだ暗い朝、ホテルの前は、トラムの始発駅らしい。

駅までは近いのだけど、荷物も重いのでタクる。


思いのほか、綺麗で、立派

駅のカフェで、カプチーノとアランチーノ


トリエステはこの電車(日本で言えば新幹線)の始発駅 すでに電車が停車している。

大きな荷物が二つもあるので、始発駅はありがたい。荷物置き場に困らなくてすむし、あたふたしなくてすむ。

イタリアの新幹線、早く買えば買うほどお安く買える。 トリエステからヴェネツィア、ボローニャを通り、フィレンツェまで、3時間45分。 日本で言えば、神戸、岡山くらいまで行ける??? たっぷり乗りがいのある新幹線、二人で54ユーロ、一人3000円で乗れちゃった\(^o^)/ ま、2等だけどね。
JR東海も見習ってもらいたいよ(笑)

トレニタリアという国鉄のサイトから簡単に予約・決済ができ、プリントしたものを見せるだけでオッケー。座席も指定できる。 イタリアの座席は、固定していて、日本のJRみたいにくるっと回せない。 だから、後ろ向きの席を買っちゃったら、ずっと進行方向後ろ向きで行くわけで、、、それは避けたい。
入念に進行方向と座席表を見て、選んだシート。

電車は、しずかに定刻に動きだした。
後ろ向きに(◎_◎;)

え〜ん、そんな、バナナ

トリエステからヴェネツィアまで、1時間半強
そして、ヴェネツィア中央駅に停車。 たしか中央駅は、ツンどまりになっていて、駅の正面は運河だ。
・・・・ってうことは、今度は、方向を逆にして進むはず。

イタリアの鉄道、なんの音もなく発車する。
はい、今度は、ちゃんと、前向きに進み始めました〜\(^o^)/



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