電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

カマキリの巣が積雪量を決める――石原綱吉

2024-06-29 | 09-生物・生命・自然
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昭和63年の秋、日本テレビで今年の冬は雪が多いか少ないかを、民間の天気予報屋さんと気象庁の予報でどちらが当たるか予想した番組がありました。気象庁の長期予報では、今年の冬は大雪と発表していましたが、新潟のある民間の方が今年は暖冬で雪は少ないでしょうと言っていました。その理由は、「カマキリの巣が、今年は木の低い所に生みつけてあるから」というのです。


◆カマキリの巣が積雪量を決める

『驚異のフーチ―奇跡の超科学療法』
( 石原綱吉、ダイナミックセラーズ (1990/1/1)、p50 )

〈カマキリの知恵〉

平成元年の冬は暖冬で、各地は雪不足に悩まされ、スキーヤー泣かせの冬でした。

昭和63年の秋、日本テレビで今年の冬は雪が多いか少ないかを、民間の天気予報屋さんと気象庁の予報でどちらが当たるか予想した番組がありました。

気象庁の長期予報では、今年の冬は大雪と発表していましたが、新潟のある民間の方が今年は暖冬で雪は少ないでしょうと言っていました。

その理由は、「カマキリの巣が、今年は木の低い所に生みつけてあるから」というのです。

豪雪地帯の新潟では、雪の多い年は軒の下まで雪が積もることもめずらしくありません。

そんな冬は、カマキリもちゃんと心得ていて家の軒下の高い所に卵を生みつけるそうです。

ところが、今年(平成2年)はカマキリの巣が地上1メートルの低い木に作ってあるから、雪はたいして降らないということでした。

結果は科学的(?)な気象庁の予報はハズレ、民間の予報が当たり、雪の大変少ない年でした。

なぜカマキリが予知できたのかは知る由もありませんが、このような昆虫にも不思議としかいいようのない潜在能力が潜んでいるのです。

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2005年2月8日のNHK総合テレビ「ものしり一夜漬け」に、上に出てきた民間の天気予報屋さんが登場しました。その人の名は、酒井與喜夫さん。通称カマキリ博士です。

カマキリの巣は、巣と言っても、タマゴの入った袋で、専門家は「らんのう」と呼びます。雪の下になれば中の卵は全部死んでしまうし、高い場所では野鳥に食べられる。だから、カマキリの母親は、雪の深さを予知し、ぎりぎりのところに産み付けます。このため、カマキリの巣の位置で、今年は豪雪かどうかが判断できるというものです。

酒井さんが注目しているのは「地底からかすかに聞こえてくる音」。カマキリはこのかすかな音を聞き分けて卵を産み付ける位置を決めているのではないかという仮説を基に、酒井さんはその音を聴く機械まで開発してしまいました。

「ものしり一夜漬け」の番組の中にもその機械が登場しています。酒井さんによると地底の音がもっとも大きく聞こえる位置がカマキリの巣の位置、すなわち積雪の高さに一致するとのことです。実際の積雪を測ってみたところ、機械が示した高さとわずか2センチの違いしかなかったことが確かめられました。

関連サイト:  うわさの新潟人
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