電脳筆写『 心超臨界 』

悲しみは二つの庭を仕切るただの壁にすぎない
( ハリール・ジブラーン )

向上心 《 心の基礎トレを怠ると、一生その“悪癖”がつきまとう――サミュエル・スマイルズ 》

2024-05-13 | 03-自己・信念・努力
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果敢な人とは、確固たる信念のもとに自分の意志を働かせ、善行を習慣とするまでに自分を厳しく鍛錬した人のことを言う。反対に臆病な人間とは、自分の意志を眠らせたままで欲望の手綱をゆるめたために不道徳な行為をする習慣が身につき、やがて鉄の鎖(くさり)でしばられるようにその習慣にがんじがらめになってしまう人のことなのである。


『向上心』
( サミュエル・スマイルズ、三笠書房 (2011/5/21)、p61 )
第2章 個性を磨く――いつも自分に誇りをもてる生き方
4 “決断即実行”を忘れるな!

◆心の基礎トレを怠ると、一生その“悪癖”がつきまとう

自分の義務を果たす時に障害となるのは、主として目的意識の弱さと優柔不断である。一方には良心と善悪を区別する能力があり、反対側には怠け心、利己心、快楽や欲望を好む心がある。

あやまった方向に鍛えられた心の弱い人間は、どちらをとるか決めかねて、当分は両者の間をうろついているだろう。やがて意志の力が働くか、あるいは他の理由で、バランスがどちらか一方へ崩れ始める。そしてそのまま受け身の状態が続けば利己心や欲望が持つ次元の低い影響力のほうが優位に立ち、人間らしさは後退し、個性は色あせ、人格は堕落してしまい、結局、その人は自分の感情だけに盲従する奴隷になり下がってしまうのである。

良心の命ずるがままにただちに意志の力を働かせ、それによって低俗なものに引かれる衝動を跳ね返すことは、道徳鍛錬の重要な基本であり、理想的な人格を育てるためには必要欠くべからざるものである。

よいことをする習慣を身につけ、欲望と戦い、生まれつき持っている利己心を克服するには、長くて辛抱強い鍛錬を必要とする。

だが義務を果たすことは、一度学べば習慣として身についてしまい、それ以後はたいして苦痛にも感じなくなってくる。

果敢な人とは、確固たる信念のもとに自分の意志を働かせ、善行を習慣とするまでに自分を厳しく鍛錬した人のことを言う。

反対に臆病な人間とは、自分の意志を眠らせたままで欲望の手綱をゆるめたために不道徳な行為をする習慣が身につき、やがて鉄の鎖(くさり)でしばられるようにその習慣にがんじがらめになってしまう人のことなのである。
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