電脳筆写『 心超臨界 』

目標を立てることは
見えないものを見えるようにするための第一歩
( トニー・ロビンズ )

自助論 《 人生の転機に身をあやまるな――サミュエル・スマイルズ 》

2024-05-23 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『南京問題終結宣言がYouTubeより削除されました』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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最近では、いわゆる「上流生活」を渇望する人間がとみに多い。彼らは、誠実さをかなぐり捨て、うわべだけを取りつくろい、金持ちでもないくせに金持ち面(づら)を装う。つまり中身がどうであれ、見てくれだけは体裁を整えたがるのだ。与えられた境遇の中でねばり強く前進する勇気を持たず、もの笑いの種になるとも知らずに社交界の栄華を追い求め、浮き草のような上流社会の一画を占めては虚栄心を満たそうとするのである。


◆人生の転機に身をあやまるな

『自助論』
( サミュエル・スマイルズ、三笠書房(2002/3/21)、p179 )
7章 金の知恵――楽をするには汗をかけ!
3 人生の転機に身をあやまるな

最近では、いわゆる「上流生活」を渇望する人間がとみに多い。彼らは、誠実さをかなぐり捨て、うわべだけを取りつくろい、金持ちでもないくせに金持ち面(づら)を装う。つまり中身がどうであれ、見てくれだけは体裁を整えたがるのだ。与えられた境遇の中でねばり強く前進する勇気を持たず、もの笑いの種になるとも知らずに社交界の栄華を追い求め、浮き草のような上流社会の一画を占めては虚栄心を満たそうとするのである。

このような愚かな者どもは、社会という円形劇場の最前列の席に座ろうと押し合いへし合いをくり広げる。この騒ぎの中で克己心は踏みにじられ、人間の美徳の多くがもみくちゃに押しつぶされて息絶える。見せかけの世俗的な成功で他人の目をくらまして惑わせようという野心から、どれほど多くの浪費と破綻が生み出されていることか。

至るところに、その無残な結果が表われている。たとえば、低劣な詐欺は後を絶たない。これは、自分が貧乏だと思われるのにがまんがならず、それくらいならいっそ不正をしたほうがましだと考えている連中のしわざだ。また、死に物狂いで金もうけに奔走するバカな連中も大勢いる。しかもこの場合、かわいそうなのは失敗する当の本人ではなく、巻き添えを食って身を滅ぼす罪もない多くの家族のほうなのだ。
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