電脳筆写『 心超臨界 』

神は二つの棲み家をもつ;
ひとつは天国に、もうひとつは素直で感謝に満ちた心に
( アイザック・ウォルトン )

こころのチキンスープ 《 美は永遠——ルノアール 》

2024-07-30 | 03-自己・信念・努力
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ルノアールが晩年の10年間、家にこもりがちだったときも、マティスは毎日のようにやってきた。ルノアールは関節炎でほとんど半身不随になっていたが、それでもひたすら絵を描き続けた。


◆美は永遠

『こころのチキンスープ 3』
( ダイヤモンド社、p164 )

アンリ・マティスはオーギュスト・ルノアールより28歳も年下だったが、この偉大な2人の芸術家は親友同士で、頻繁に行き来をしていた。

ルノアールが晩年の10年間、家にこもりがちだったときも、マティスは毎日のようにやってきた。ルノアールは関節炎でほとんど半身不随になっていたが、それでもひたすら絵を描き続けた。

ある日、マティスはこの先輩画家が、アトリエで痛みと闘いながらひと筆、ひと筆を描き進めているのを見て、思わず口走った。

「オーギュスト、そんなに苦しみながら、どうして描き続けるんだ?」

ルノアールは淡々と言った。

「痛みはいつか消えるが、美は永遠に残るじゃないか」

そのことばどおり、死の間際まで、ルノアールは絵を描き続けた。
彼のもっとも有名な作品の一つ、「浴女たち」は彼の死の2年前、病で身体が不自由になってから14年後に描かれたものである。

「よいお話選集」より
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