電脳筆写『 心超臨界 』

限界も恐怖と同じでしばしば幻想なのである
( マイケル・ジョーダン )

わたしは、「学歴がない者を見下している」という批判を受けました――ひろさちや

2024-08-18 | 03-自己・信念・努力
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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「小学校しか出ていない者が総理大臣になれるのなら、東大や京大などつぶしてしまうべきだ。世界に出しても恥ずかしくない政治家をつくろうとして、国家はそうした大学に法学部を設けたのだから、そこから総理が出なくなって、小学校出が総理になれるのだったら、もはや大学なんてつぶしたほうがいい」


◆わたしは、「学歴がない者を見下している」という批判を受けました

『般若心経 二六二文字の宇宙』
( ひろさちや、小学館 (1997/12)、p129 )

以前、わたしは小学校しか出ていない政治家が努力(?)をして日本の総理大臣になったとき、こんなことを書いて非難されたことがあります。

「小学校しか出ていない者が総理大臣になれるのなら、東大や京大などつぶしてしまうべきだ。世界に出しても恥ずかしくない政治家をつくろうとして、国家はそうした大学に法学部を設けたのだから、そこから総理が出なくなって、小学校出が総理になれるのだったら、もはや大学なんてつぶしたほうがいい」

わたしは、「学歴がない者を見下している」という批判を受けました。

しかし、当時のわたしがこう書いた真意は、学歴にこだわったのではありません。

学歴がなくても総理大臣になれるということを世間がもてはやしていたので、そういった世間のものの見方が間違っていることを言いたかったのです。

学歴がない人間が総理になれたのは、学歴に代わるなんらんかの力を使ってその地位を得たのであって、決して無力な人間がなれたわけではない。学歴に代わる力とはあの人の場合、お金ではないか、と指摘したかったわけです。

「総理大臣になったのは、結局、お金の力ではないか、世間はそれをもてはやしたいのか」と――。

わたしは世間に対して、こう問いかけたのです。そして、案の定ともいうべきか、その総理がお金の力でその地位を得たことを知ると、一転して、世間は一斉に非難を浴びせました。

わたしたち日本人は努力ということを課題に評価し過ぎる傾向があります。しかし、わたしたちにとって本当に大切なことは、手段を選ばないガムシャラな努力ではなく、思いやりを忘れない正しい努力、精進です。そこに努力以外の思いがけない幸運や自然の力が加わってこそ、本当の成功にたどりつくのだと思います。

これが仏教的な考え方であり、わたしが、努力至上主義を否定する理由です。
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