電脳筆写『 心超臨界 』

神はどこにでも存在するというわけにはいかない
そこで母をつくられた
( ユダヤのことわざ )

「形の場」による「形の共鳴」――シェルドレイクの仮説

2024-08-18 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
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現在自然に存在する生物の特徴的な形と行動、また物理的、化学的なあらゆるシステムの形態は、過去に存在した同じような形態の存在の影響を受けて、過去と同じような形態を継承する。それは「形の場」による「形の共鳴」とも呼ばれるべきプロセスによっている……。


◆「形の場」による「形の共鳴」――シェルドレイクの仮説

『なぜそれは起こるのか――過去に共鳴する現在 シェルドレイクの仮説』
( 喰代栄一、サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ、p9 )

昔から「二度あることは三度ある」という。過去に起こったことは、いつかふたたび起こる。なぜか。それを、科学的に解き明かしたという男がいる。その理論を今から15年ほど前、彼は初めて一冊の本にしたためた。それは難解かつ冒険的な本であった。そして権威ある科学誌『ネイチャー』に、「焚書候補ナンバーワン」と酷評された。

一方で彼の仮説にひそむ大いなる可能性を認識し、驚嘆しつつ熱い支援を送った著名な科学者たちが少なからずいた。毀誉褒貶(きよほうへん)のこれほどに激しい学説もめったにないだろう。そのためイギリスの科学界はテレビ局を巻き込んだ大変な騒ぎになった。その男の名はルパート・シェルドレイク。ケンブリッジで生化学の博士号をとった。本書は、その天才の展開する仮説を紹介するものである。

その仮説を要約するとこうなる。すなわち、現在自然に存在する生物の特徴的な形と行動、また物理的、化学的なあらゆるシステムの形態は、過去に存在した同じような形態の存在の影響を受けて、過去と同じような形態を継承する。それは「形の場」による「形の共鳴」とも呼ばれるべきプロセスによっている……。遺伝現象を考えてみよう。子供が親の形質を受け継ぐのは、親の遺伝情報をもった遺伝子を子供が受け継ぐからだ。遺伝子こそが過去の生物存在のすべての情報を未来に伝えるものだ。私たちはそう思っている。しかしシェルドレイクは、それも「形の場」による「形の共鳴」がなければ成立しないと主張する。テレビ受像機のスイッチを入れても、放送局の送り出す電波に共鳴しなければブラウン管に映像は現れないように、生物も、過去に存在した生物の「形の場」に共鳴しなければ、その形も行動も現実にはならない。彼はそう主張するのだ。

これは今科学界で流行の物質還元論、つまり生物現象はすべて物質現象に還元して解明することができるという説に、明らかに反する。
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