古今東西最も基本的な魔球というと「消える魔球」でしょう。最後にスキップの手を離れたストーンがホッグラインを過ぎたあたりから忽然と姿を消し、その後ボタンに現れるというの。物凄い回転をかけてシュルシュルと氷を削りながら一旦床下に潜るというのが基本でしょう。
次に定番なのが逆回転ボール。ハウスを通り越したストーンがバックライン手前で急に止まり、その後バックしながらハウス内の石を蹴散らしながら中央で止まるという技。相手のガードなんかは意味がなくなってしまいます。
次にちょっと過激なのはハイジャンプ魔球。原作に忠実(?)に選手が1.5mほど飛び上がって投げるというものですが、もしかしたら空中で投げるのは反則かもしれません。(いや確実に反則か?)
さらに過激になると破壊系の魔球が出てきます。氷の上を滑っていったストーンが急に浮かび上がりハウス内の相手のストーンの上に落ちて粉々に砕いてしまうというもの。これも相手のガードは通じません。
そして究極の魔球はというと殺人球。やはり氷の上から急に浮かび上がるわけですが、そのまま相手チームのブラシの上を駆け上がって選手の顔面を直撃するというもの。妖球L字ボールを意識してもらえばいいでしょう。ストーンは約20kgあるそうですから、顔面に当たれば無事でいられるわけはありません。
と、まぁそういう妄想をするわけですが、今回はちょっと知ったかぶりをするために、随所に専門用語を盛り込んでみました。