今日のひとネタ

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蹉跌と書いて

2014年02月16日 | 映画
 日本映画専門チャンネルで録画した「青春の蹉跌」を見ました。1974年6月公開だそうで当時私は小五。もちろん映画館では見ておりません。前にビデオを借りて来たか、BSで放送されたのを見たような気がするのですが、とにかく2回目です。  実は映画館でこれの予告編を見てショーケンと桃井かおりさんがワッチコンするのがすごく印象的だったのですが、そもそもどういう映画かよくわからず、おまけにタイトルも読めず、そのまま20年くらい放置してました。  ですがその妙なタイトルを覚えてたので、大人になってからまず原作を読みました。で、その後映画を見て「エンヤートットエンヤートット」と妙な台詞がまた印象的。そういう映画でしたが、今回日本映画専門チャンネルで放送されたのであらためて見た次第。  元々は映画の予告編が気になった作品ではありますが、実は原作を評価しております。決して楽しい作品ではありませんが、なんか精神的にじわじわ締め付けてくる感じで引き込まれます。ですので、今でも映画よりは原作の方が気に入ってます。主人公がじわじわと追い込まれて段々壊れていく感じは映画だと時間が足らないのではないかと。  と、色々考えていたのですが、この映画の予告編を見たのは何の映画を見に行ったときだったでしょう? 市内に映画館はなかったので、当時映画に連れて行って貰うの正月か夏休みだけ。この映画の封切り前に確実に見た映画は「日本沈没」なのですが、6月公開の映画の予告編を正月にやるものでしょうか? う~む。  ちなみに「蹉跌」は「さてつ」と読みます。gooの辞書によると「物事がうまく進まず、しくじること。挫折。失敗。」という意味だそうで、砂鉄とは違います。瑳川哲朗さんの名前を短縮したものとも違います。よろしいですね?(って、誰に言ってるのやら)