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近代映画は映画の雑誌ではないので

2023年08月09日 | 昔の音楽雑誌の話

 雑誌「近代映画」というと元は映画の情報誌だったようですが、私が見てた頃は「月刊明星」「月刊平凡」と並ぶアイドル情報誌でした。いつからいつまで発刊されていたとかは知りません。

 映画の雑誌と言うと「スクリーン」「ロードショー」が思い浮かびますが、「映画fan」「映画の友」「映画の城」など「映画」とつくものもありました。近代映画はどちらかというと映画fanに近いです。

 それにしても、出ているアイドルは同じような感じなのに、人気度は明星>平凡>近代映画だったという印象。近代映画は私のこれまでの人生で、買ったのは一度だけかもしれません。あとは親戚の家とか友人宅で読んだものかと。

 それで、手元には近代映画の歌本がありました。いつ入手したのかは覚えていませんが、リアルタイムで自分で買ったものではありません。当時買うなら明星だったでしょうし。

 雑誌本体もそうですが、歌本のキラキラ感も明星の方が上だというのは見ての通り。

 

 時期は1年ほど違うのですが、近代映画の方は表紙のみカラーで1ページ目から白黒。音楽大賞のノミネート曲ということですが。

 

 そして明星はご覧の通り表紙以外もカラーページあり。この時は1ページ目が榊原郁恵、2ページ目が高田みづえでいずれもカラーでした。この二人は勢いがあったのですね。もちろん同じ年の号ではないのですが。

 当時の売り上げが各誌どれくらいだったかはわかりませんが、もしかしたら近代映画が中古価格が高くなったりしてるのかも。その辺のコレクターになる気はないのですが、見ようと思えば国立国会図書館に行けばあるのでしょうね。わざわざ行かんけど。


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