今日のひとネタ

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イルカ with Friends Vol.18 at ウエスタ川越(2024年10月3日)

2024年10月04日 | 尾崎亜美

 昨日ウエスタ川越大ホールにて開催された「イルカ with Friends Vol.18 ~IUCN親善大使20年! あいのたね・まこう!~」というコンサートに行ってきました。

 IUCNとは国際自然保護連合のことで、歌手のイルカさんがその親善大使になったことをきっかけに開始されたコンサートだそうで、今回はその18回目。過去に各地で開催されているそうですが、私は見に行くのは初めて。

 今回の出演は、イルカ/伊勢正三、尾崎亜美&小原礼、神戸冬馬、タブレット純という豪華メンバー。主催がニッポン放送とIUCN-J国際自然保護連合日本委員会で、こういうお花も届いてました。

 開演10分前のブザーが鳴ったあたりで何やら声が聞こえると思ったら、なんとイルカさんが前説として客席の真ん中に登場。通路を練り歩きながら、まだ着席していない人も多い中、あちこちのお客さんに声をかけるサービスぶり。

 中には、「ネギ当たりました!」という人もいて、これはあの「イルカのミュージックハーモニー」のプレゼントで野菜に当選したということ。その他に「正装」と言われてましたが、このコンサートのTシャツにオーバーオールを身に着けた高齢男性が最前列にいることも紹介されてました。

 定刻になりバンドが登場してさっそくメンバー紹介。まずはイルカさんがそのままステージに上がって1曲歌い(イルカさんの曲は詳しくないので…。)、次にはすぐ最初のゲストとして息子の神戸冬馬さんが登場。「原石」という曲を二人で披露してましたが、これはイルカさんと太田裕美さんによるラブリーコンサートで聞いた記憶があります。

 さらに、神戸冬馬さんのソロがあって、その後は驚いたことにイルカさんのお父さんも登場。この方はジャズミュージシャンでサックス奏者ですが現在96歳。舞台袖では車いすだったそうですが、ステージにはイルカさんに支えられながら杖をついて登場し椅子に腰かけてアルトサックスを構えスタンバイ完了。

 イルカさんが「パパ、川越は来たことあるの?」と聞くと、「昔、美空ひばりさんのバンドで来た。」だそうです。歌謡曲の世界でもバリバリ活躍されてたのですね。

 そして、イルカさんの「私の青空」ではオブリガードからソロまでほぼ吹きっぱなし。ほんとに96歳?という元気さで素晴らしいですね。これが前半のハイライトという感じはありました。

 次のゲストとしては、「可愛いわよ~」という紹介で尾崎亜美さんが登場。イルカさんと「声の美人姉妹」のトークを繰り広げてかなり場内受けてました。

 今回亜美さんは白い衣装に帽子で、曲はまず「サラダの国から来た娘」をデュエット。次に亜美さんのキーボードが運び込まれ小原礼さんも登場。ここからは二人のステージで「オリビアを聴きながら」「天使のウインク」の2曲を披露。

 今回私は三階席で、ステージより天井が近いくらいの位置でしたからオペラグラス必須でしたが、歌声を聞けたので出掛けたかいはありました。

 次のゲストはタブレット純さんで、イルカさんが大ファンなのだそうです。私はラジオでよく声もネタも耳にしてますからお馴染みですが、ネタ前の喋りと突然のテナーボイスへの豹変ぶりは驚いた人も多いかもしれません。

 ネタの詳細は解説しませんが、今回のラジオパーソナリティーの物真似は、主催がニッポン放送ということでそちらの方面も取り入れてました。(似てたかどうかは…。)

 そしてイルカさんのコラボとして、タブレット純さんが選んだのがシュリークスの「きみまつと」という曲。私はまったく知らなかったのですが、「知ってる人」と会場に尋ねると結構な反応があり、私の隣の席のおじさまも拍手してましたのでイルカさんのファンとしては基礎知識なのかもしれません。そして、これは確かにいい曲です。

 メモを取ってないので詳細は曖昧ですが、この辺りで一部が終わり10分間の休憩をはさんで第二部の開始。

 二部はまずIUCNの理事長だったかが出てきて、この団体の活動についてイルカさんとのトークあり。さらに外務大臣や前環境大臣からのメッセージがスライドで紹介されたりしていました。

 そして最後のゲストとして伊勢正三さんが登場し、イルカさんと神戸冬馬さんとの三人で「海岸通」を演奏。(ボーカルはイルカさんと神戸冬馬さん。) 続いて「なごり雪」をイルカさんのボーカルにて。伊勢正三さんのソロステージとしては「22才の別れ」のみでした。

 その後はまたイルカさんのソロステージでIUCNの曲や「人生フルコース」などを披露。本編は「いつか冷たい雨が」で終了。

 アンコールでは出演者全員がこのコンサートのTシャツを着て登場し、「まあるいいのち」で全編終了。ここではタブレット純さんがTシャツに短パンで出てきて、観客の視線を全部持って行った感じもあります。

 登場したゲストが全員退場してからも、またイルカさんがしばらく挨拶してたのでこの人のサービス精神は凄いですね。

 今回は尾崎亜美さん目当てで出掛けたものの、チケットを買ったのが直前だったので9500円で三階席というなかなかの試練を味わいました。が、休憩含め3時間というステージはなかなかの見応えでした。

 それにしても、家から最寄り駅までは霧雨だったのに、川越駅を降りたらもう傘は不要でした。尾崎亜美さんが晴れ女なのは有名ですが、その威力たるや恐るべしですね。まあ、帰りはまた降ってましたけど。