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これぞ清張!というドラマ>NHK「混声の森」

2022年08月08日 | ドラマレビュー

 松本清張先生は今月で没後30年になるんですね。あちこちで特集番組を見かける気がします。そんな中、NHKでスペシャルドラマがありました。それがこの「混声の森」。

 舞台は病院でも政界でもなく学校経営なのですが、「私立女子校グループの専務理事にのし上がった石田には更なる野望があった。理事長のスキャンダルを暴き、その座を奪うこと。しかし…。」というもの。元々は1967年から68年にかけて新聞に連載されたものですが、舞台を現代に置き換えてのドラマとなってました。

 キャストはというと、この専務理事の石田がセクシー部長こと(?)沢村一樹、その前に立ちはだかる理事長が船越英一郎。石田の愛人1号が長谷川京子、愛人2号が筧美和子、船越英一郎の愛人が田畑智子という、なかなかの香ばしさ。

 さらに石田の奥さんが夏川結衣、船越英一郎の奥さんが伊藤かずえということで、私の好みの人が結構出てるのですが、セクシー系は愛人が担当しこちらのお二人はベッドシーンどころかシャワーシーンもなかったです。多分清張先生は泣いています。

 あらすじは前述の通りで、どう考えても誰も幸せにならない結末なのは始まって数分でわかりました。野望でギラギラしてる人が最後に笑うのは清張作品ではないので。

 まあ感想としては結構面白かったのですが、殺人事件はないもののやはり人は死ぬし、いちいち不倫とか浮気とか悪事がばれそうでハラハラするし、何がどうかというと悪夢の素なわけです。昨夜は、なんか知らんけどオカリナを納品に行った相手が柄本明で、箱を開けたら取扱説明書が子供のウ○チで汚れてるという夢を見ました。あれはどういう心理状態だったのでしょう。

 そんな中、筧美和子という人は初めて見ましたが、長谷川京子がママのクラブで働く新人ホステス役で登場。そして「これでもかっ!」というほど谷間を見せつけてたのでアッパレでした。NHKでここまでアピールするのは珍しいですが、どうせならそういう方面の夢を見たかったなあ。ついでに夏川結衣とか伊藤かずえの谷間もあればさらによし。残念。