今日のひとネタ

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タイマーと私 その3

2022年08月06日 | ラジオ番組の話題

 時は流れて1985年。私は大学4年生。夏休みが終わると就職も決まってバイトばかりやってたので、多少貯金ができました。それで、まず買ったのがタイマー録音対応のラジカセ。SONYでしたが、ラジカセとはいえステレオのスピーカーは取り外しができて、ドルビーNRあり、5バンドのグラフィックイコライザー搭載というなかなかのスペック。操作ボタンもパネル式のフェザータッチで、見かけはミニミニコンポという感じ。

 これがタイマー録音対応というところがみそで、当時も色々調べたのですがラジカセにタイマーが付いてる機種はあるものの、そういうのは再生のみがほとんど。目覚まし時計代わりにラジオをつけるというのが多かったです。

 そしてほぼ同時にオーディオタイマーも買いました。こちらはAKAIでしたが、9千円くらいしたかも。これはなかなか優秀で、デジタル時計が付いてるのですが2種類のプログラムができました。すなわちON OFFを2回設定できるので、時間の離れた二つの番組の留守録が可能。型番は覚えてませんが、操作パネルを見るとこれだったかも

 しかもこのラジカセはオートリバースなので、120分テープを入れれば最長2時間分の録音が可能。当時はFM誌がいくつかありましたが、私はFM STATION専門。何しろ大判で番組表が見やすかったし。当時は京都に住んでたのでFM大阪は問題なく聞けたので、これで番組表をチェックするのは本当に楽しみでした。

 その頃はFM大阪で「RADIO PAPA」というお昼の生ワイドがあって、その3時台に毎日邦楽のアーティスト特集をやってました。大体3曲くらいなのですがそれが楽しみでちょくちょく録音しました。が、その前にラジオ大阪で別の聞きたい番組があっても録音はできるわけです。

 また、FM大阪では深夜3時から英語のDJによる音楽番組もあって、洋楽邦楽両方あって時にはグループサウンズ特集とかアイドル特集もあったり、それも番組表をチェックして聞きたい日は録音してました。

 FMなのでステレオでなおかつドルビーありで録音できたので、レコードプレイヤー持ってない立場としてはこのタイマーとラジカセはすごく重宝しました。。今思い出しても、「あなた、ラジオ生活楽しんでますね。」と自分に言ってあげたいくらい。

 ただ、翌年就職したら平日は出張生活になってしまい、こういうのはできなくなってしまいました。まあ、若者の生活としてはありがちですね。

 ということで、明日の最終回に続きます。