今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

LD「尾崎亜美 Natural Agency」

2021年04月25日 | 尾崎亜美
 
 レーザーディスクプレーヤーが新しい中古になったので(妙な表現)、嬉しくて昨日からいろいろ見てます。まず見たのは甲斐バンド「BIG GIG」だったのですが、あのオープニングの大森さんが弾くリフから甲斐さんが飛び出してきて、まだ明るい中で超高層ビルを背景に歌う姿は本当にかっこいいです。

 その後、昨夜は家族のリクエストでセーラームーンRを見てたのですが、今日見たのは尾崎亜美さんの「Natural Agency」。1991年6月の新宿厚生年金会館でのコンサートを収録したものですが、当時はVHSとLDの発売で、これは今もDVD化されていません。なので、久しぶりに全編見ました。

 全20曲なのですが、VHSでは2巻に分けて発売されており、LDでは両面収録の1枚での販売でした。ここでは、亜美さんの曲とボーカルがいいのは当然として、バンドの演奏もいいしコーラスのお姉さんたちも大活躍だし、ステージセットも衣装も本当に素晴らしいです。ギターの末原名人が雑誌のインタビューで語ってたのですが、この時は大層音の大きいバンドだったそうです。確かにドラムもかなりパワフルですしね。末原名人も轟音で張り合ったのでしょうが、この人は音もいいしソロも変幻自在だし佇まいもかっこいいので惚れ惚れします。まあ「抱かれたい」とか「あげてもいい…」とまでは思いませんけど。←当たり前

 そして、恐らくアンコールだったであろう「PEACH PARADISE」なぞは、一旦終わったのが名残惜しくてまた始まって歌ってしまったというのが今見てても楽しくて、会場は盛り上がっただろうなあと思ったりします。

 当時私はトーホグにいましたのでこの日の新宿には行っておりませんが、もし見に行ってたとしたら終わってから声も出ないというか、席から立てないくらい感動したんじゃないかと思います。それくらいファンにとっては中身の濃いステージでした。この時のオープニングは「蒼夜曲(セレナーデ)」の弾き語りで、次が「天使のウインク」ということで今ではアンコールでやるような曲で最初から攻めてきたのが、かえって新鮮です。

 コンサート映像を見るには、LDだと音もいいのですが、ステージで照明がすっごく明るくなった時でも、映像というか色がにじんでしまうことがないのがいいですね。VHSの映像とかちょっと画質を落として録画してしまったDVDでコンサート映像を見ると、時々「んあ~」と思いますし。

 ということで、LDで見るのも楽しいのですが、このプレーヤーがいつまでもつかもわからないので、手っ取り早いのはこれをDVDで発売して貰うことを希望します。ま、自分で保存用にあれこれすればいいんですけど、今あるブルーレイのレコーダーは映像とか音声の入力端子が一切ないし。

 ということで、LD生活は楽しいです。まあこれを今から新たに始めようという人はいないでしょうけど。