今日のひとネタ

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もしかしてナッシュビルチューニング?>ムー一族

2020年07月20日 | ギターと楽器のこと
 BS12で毎週月曜放送の「ムー一族」を見るのも習慣化して来ました。今日放送の最初は第31話。途中から見たので経緯はわかりませんが、なぜか本物の「クイズダービー」のスタジオと出演者が出てきて、回答者として金田さんと加代ちゃんが出演したという展開。

 それはそれとして、毎回居酒屋のシーンで劇中歌の「世迷い言」を生演奏する企画があります。歌はもちろん日吉ミミさんですが、伴奏は毎回どこかの大学のフォークソングサークルが担当するのが見ものです。

 ただ、今回はなぜか大学ではなく代々木ゼミナールの生徒さんたち。ギターが何人かとベース、ドラムもいる編成でしたが、アコギでリードギターを弾いていた人の音を聞いて「はて?」と。

 特にアップになるわけでもなかったので確信はないのですが、あの音はナッシュビルチューニングじゃないかなぁと。ナッシュビルチューニングとは、普通のアコギの低音の4本(6弦~3弦)を通常より1オクターブ高い音にセットするもの。もちろん普通の弦ではありませんので、12弦ギターの弦を使ったりするわけですが、普通の低音は出ないわけで、ストロークにしてもアルペジオにしてもキャラキャラした凄く特徴的な音がします。

 有名なのは風の「二十二才の別れ」で、あれはレコードでは石川鷹彦さんが弾いてるのかも。動画サイトで見られるテレビのスタジオライブでは、ショーやんが普通のチューニングで、大久保さんがナッシュビルチューニングで弾いてると思われるのがありました。

 また、甲斐バンドの「ガラスの動物園」の「らせん階段」では、イントロからナッシュビルチューニングのアコギで思いっきりストロークしてるのではと思います。確証はありませんが、あのガラスを割ったような音は普通のギターでは出ないなぁと思う次第。

 と、「ムー一族」を見ててそんな事を思いました。今はDVD-BOXも出てるそうなので、もしお手元にある方は第31話を確認の上、是非私までご連絡下さい。お礼には古新聞古雑誌をご用意しております。よろしく~。