今日のひとネタ

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「世にも怪奇な物語」を見るとウキウキする話

2012年11月29日 | 映画

 帰ってきてテレビを見たらBS-TBSで映画「世にも怪奇な物語」をやってました。多分フランス映画だと思うのですが(この辺適当)、エドガーアランポーの作品を原作とした短編3本のオムニバスです。見るのは何回目だったか忘れましたが、テレビでやるたびに見てるような気がします。


 最初に見たのは30年以上前で、当時江戸川乱歩作品が好きだったのでその名前の元になったエドガーアランポーにも関心を持ったと。最初は「アッシャー家の崩壊」を劇画にしたものを読んで「なんじゃこりゃ?」とは思ったものの、不思議な感じに魅せられてさらに興味が沸いた次第。知らない人のためにいうと「アッシャー家の崩壊」は二人組の泥棒が羊を盗んだ話で、兄貴分が肉を独り占めしたので子分が「兄貴、すると、あっしゃあ毛の方かい?」と聞いたという話です。(本気にする人いるでしょうか?)


 その後学校の図書館で「赤死病の仮面」「黄金虫」「モルグ街の殺人」などを読んだ記憶がありますが、どれもよくわかんなかったような気がします。なので、映画ならわかりやすいかなぁと思って見た次第。ただし、今日は帰ってきたのが遅かったので最後の話の途中からしか見てません。最初のがアランドロン主演で自分そっくりの男が出てくる話で、二つ目はどんな話か完璧に忘れたのですが、三つ目が錯乱した感じの男が車を暴走させて最後は薄気味悪い女の子が出てきて終わりというの。


 結局映画の方もわけがわからんといえばそうなのですが、実は最初に見たのが中学の卒業式の日だったかその翌日で、うちの中学は坊主頭だったのですがそれから解放されるかと思うと凄く嬉しかったわけで、今でもこの映画を見るとその時のことを思い出してなんとなく明るい気分になります。その辺説明しないと「世にも怪奇な物語を見るとウキウキする」なんていうと、「えっ、あの最後に出てくる女の子に萌えっとするんですか?」と思われるんでしょうね。


 いやそれにしても何度も見てもあの子は…夢に見そう…。たまらん。コアイ。