今日のひとネタ

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TBSはまた死んだ…かも

2009年04月07日 | ニュースに一言
 TBSの春の新番組について。まず「THE NEWS」というのが始まってますが、人気の小林麻耶アナを起用して局側の期待は高かった様子。が、J-CASTニュースによると開始早々NHKニュースにはボロ負けで、夕方6時台の民放4局のニュースでは視聴率が最も低かったとか。

 東京新聞の投稿でも「全体が抑揚なく流れ、情報がこちらに飛び込んでこない感じ。女性キャスターはお行儀良く手足をそろえて立っているが、元気がない印象。」と書かれたり、投稿欄の3月のまとめでも「今のところ批判が先行」となっています。

 ですが、そもそもTBSはこれで勝てると思ってたのでしょうか? 夕方に2時間のニュースを作ることは「本気で取り組む」というよりは「7時台に別の番組を毎日作るよりは制作費が安上がり」というのが見え見えだし、バラエティで人気のアナを急ごしらえでニュースに起用しても最初からキレがあるわけないし、メインの男性キャスターもNEWS23でもパッとしなかった人だから、どの要素をとってみても期待できるわけはありません。

 それを小娘一人に責任おっかぶせるような状況になってることが到底許せないと。私は小林アナ結構好きなんですが、この時間帯ではまず見られません。平日に8時前に家に帰るのは年に1~2回でしょうか? そもそもニュースはビデオにとって見るほどではないし。

 またラジオでは「小島慶子キラ☆キラ」というのも始まりました。「どんなもんですかねぇ」と初回聞いてみたのですが、なんか最初からダラダラ始まって「メールが届いています」といきなり読み始めて誰が出てるのかどんな構成の番組かしばらく聞いててもわかんなくて、イライラしてスイッチ切ってしまいました。なんか1時から聞いたのは自分だけで、12時台から放送が始まってたのかと思ってしまったり。

 新番組の初回というのは初々しさとかかしこまった感じが必要だなと個人的には思います。どういう番組をどういう姿勢で作っているのかは説明して欲しいし、まず初回のメールの募集は番組内で告知するものではないかと。この番組は毎日テーマを決めてリスナーからのメールをウダウダと読む形だそうですが、それならそれで私は興味なし。営業中はくつろいで聞けるわけじゃないのでもっと緊張感のある番組を求めてます。

 わざわざ「ストリーム」を打ち切って開始した番組なのに、「局アナを使ってギャラ節約」「コーナーなくして取材費節約」「リスナーのメール頼りで局側の工夫が感じられない」などが見えて、テコ入れとかパワーアップとかは程遠い感じ。

 小島慶子さんをメインにしてますが「あれ? この人ってこんなだったっけ?」と思うほどうるさく感じてます。新番組ということでテンションが高いのでしょうか? そもそもこの人をメインにして人気番組にできるほどの存在ではないような気がしますので、そこがTBSに不信を感じる原因でもあります。

 TBSラジオでは「バックグラウンドミュージック」も終わってしまいました。日曜の昼にドライブがてら聞くには絶好の番組だったのですが、なんで終わってしまったのやら。その辺もあってどうにもやる気が感じられんのですよ、TBSには。

 オウムの坂本弁護士ビデオ事件について「TBSは死んだに等しい」と言ったのは筑紫哲也氏でしたが、別の意味でこの春はまた深刻なようで。