今日のひとネタ

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ちょっとだけ墓荒らし気分

2009年04月05日 | 日記・雑記・ただの戯言
 「しゃべる墓荒らし」といえば言わずと知れた吉田豪さんですが、「墓荒らしって普通しゃべるよな」という批判はなしです。彼の場合は「文字の墓荒らし」あるいは「言論の墓荒らし」という方が正しいかもしれません。

 それはそれとしてちょっと墓荒らし気分になった話が一つ。時折話題にするいしかわじゅんさんの漫画「フロムK」ですが、最近また久しぶりに読んでます。なんか、誰かの結婚式で誰かが裸踊りをしたという回があったと記憶してたのですが、今になって新たな発見がありました。

 この本は全2巻なのですがその2巻の方のChapter61「カーツの夜」という回。いしかわさんの知り合いで鬼畜カーツこと佐藤克之さんの結婚披露パーティの話。最後のページで「バカの町山 編集者」と紹介されている人物が登場し「宝島の町山がチ○ポを出してパーティは終わった」とありました。(原文は伏字なしですが…)

 これってどう見ても、今をときめく「愛とエロの伝道師」町山智浩さんのことですよね。いしかわさんの漫画は似顔絵がまったく似てないことが有名なので顔を見てもわかりませんが、町山さんは帽子を二つ持って裸踊りをしてます。

 この漫画は単行本化されるにあたって詳細な脚注がついてますが、この回については「噂では、この漫画をJICC出版の社長が見て怒り、町山を別冊に飛ばしたそうだ。申し訳ない。」ですと。

 それにしても、この本が出版されたのは1989年9月なので約20年前。当時は町山氏がこれほどまで大きな存在になるとは誰も思ってないのかもしれませんね。「人に歴史あり」という感がしないでもありませんが、「バカ」と呼ばれる人ほど立派になるかもしれません。もちろんご本人の才能と努力によるところが大きいのでしょうが。