今日のひとネタ

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センスの違いかなぁ

2009年04月25日 | TV番組レビュー
 フジテレビの音楽番組「桑田佳祐の音楽寅さん」というのが復活しました。私にとってサザンはここに何回か書いてる通り「割と好きな曲もあるバンド」というくらいの位置づけです。アルバムは「人気者でいこう」だけ持ってますが、これは「夕方Hold On Me」だけを聞きたいために買ったという…。(結局スペ繋がりということで)

 今回の復活の第一回ですが、桑田氏の葬儀という企画で佐々木恭子アナ、ユースケサンタマリア氏、岸谷五朗氏が喪服で登場。

 佐々木アナが桑田氏の遺影をバックに「今日未明歌手の桑田佳祐さんがお亡くなりになりました。今日は予定を変更して桑田佳祐さんの追悼番組をお送りします。」というナレーションを行うオープニング。

 これはどうなんでしょう。ジョークだとわかる人がほとんどでしょうが、民放テレビでやるネタじゃないよなぁと。昔、吉田拓郎氏がオールナイトニッポンを胃炎か何かで休んだとき「特別番組“吉田拓郎さんを偲んで”をお送りします」というのがありました。ラジオの深夜放送だとたまたまその時間にダイヤルを合わせてたという人は少ないと思うのですが、フジテレビの午後11時台というとテレビつけっぱなしにしててたまたま目にしたという人も多いのでは? おそらく本気にした人もいくらかはいると思います。

 ラジオだとOKでテレビだとダメかというと、まさにそう。テレビで喪服と遺影を目にすると生々しくてシャレだとわかっててもいい気はしません。前述のオールナイトは深夜放送だというのもありましたし「お亡くなりになりました」とかいう直接的な表現はなかったんですね。

 この辺は番組制作者とのセンスの違いということでしょうが、私は楽しめませんでした。二番煎じというのもありますが、そもそもネタが面白くなかったし。ユースケ氏のジョークってあんまり面白いと思ったことないんすよね。見てみようかなと思ってたのですが、いきなり番組のイメージを損ないました。

 ということで、皆さんはいかがお感じになられたでしょうか?