10/11(火) 18:07読売TV
11日の水際対策の緩和と「全国旅行支援」開始に、関西最大の観光地である京都市では、ホテルや旅行会社だけではなく、土産物店などの期待も高まっています。
紅葉シーズン目前の京都では朝から、多くの観光客で賑わい、外国人が行き交う姿もみられました。
土産物店「瓢箪屋」店主の大井秀民さん「ワクワク、ウキウキです。すごく楽しみで楽しみで。やっと長い長い雪解け、雪がとけてやっと大地へばっと出られたみたいな感じ」
同店では、コロナ禍前に外国人観光客に需要があった商品も仕入れるなど準備は万全なようですが…
大井さん「ひょうたん(外国語で)どう説明せいいうねん。辛いですけどジェスチャーで、ウォーター、酒ボトル言うて」
京都市下京区の京都駅前で、観光客が次々と乗り込んでいくのは…
屋根のない2階立てのバス「オープントップバス」です。京都の名所を巡り、人気の嵐山を訪れるという観光ツアー。臨場感たっぷりで、いつもと違う京都の景色を堪能することができます。
ガイド「正面右側、太秦広隆寺の左右に、仁王像、門番さんですね。阿形(あぎょう)と吽形(うんぎょう)」
実はこのツアー、コロナ前にはなかったそうですが、全国旅行支援の開始などで観光需要が増えると見込まれる10月から新たにスタートさせています。
福岡からの観光客「(バスの景色から)見た瞬間、テンションがあがりました」「ガイドさんも説明してくれて楽しかったです」
愛知からの観光客「空が近くて、とても乗り心地が良かったです。(人が戻ってきて)観光地らしくなってきたのは、とても嬉しいです」
ツアーを運営するバス会社は、インバウンドの増加にも期待をかけています。
明星観光バスの冨田智さん「(外国人観光客が)じわじわと増えるというよりも、急に増えてくるという期待はしています。特に欧米の方は、オープントップバスにすごく慣れているので、このオープントップバスが京都にあるというだけで乗ってきていただけるので、四季の京都を楽しんでいただきたい」