半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

春の端境期です

2022年04月13日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

■春の端境期です

4月に入りましたね。うちの息子は高校生になりましたが、各家庭でそれぞれの新しいステージを迎える時期ですね。転勤、就職、入園、入学、進級など、色々変わるのが日本の4月ですよね。

 農村でも忙しさが本格化するのがやはり4月からです。2月~3月は種蒔きや苗の植え付けの時期で繁忙期に向けた助走期間のようなものです。ミニトマトやスイカは2月に種を蒔きますし、ジャガ芋の種芋も2月~3月頭までに植え付けます。成長が早いキュウリやカボチャなどのウリ科は4月に種を蒔くのですが、そうやって育てた夏野菜の苗の植え付けが一斉に始るのが4月なのです。
 また、同時に田んぼも4月から本格化します。既に早い所では田植えが始まり、水が張られた田んぼではゲコゲコとカエルが鳴いています。春の陽気の中で田んぼの水面がお日様の光を反射してキラキラしているのを見ると、「お~、春だな~、今年も始まったな~」とウキウキしてきます♪そして、私も自分の畑の準備が本格化しています。

 まず、草が3月から一気に伸びてきます。オオイヌノフグリ、ハコベ、ナズナ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウあたりはどこにでも出てきて、4月には可愛らしい花を咲かせます。まあ、花が咲くということはあっという間得に種を付けるわけで、本当は花が咲く前に片付けるのが良いのですけどね(^_^;)。また、今は野草の王様ヨモギが採り時です。今週は2回ヨモギを摘んでき天ぷらとヨモギ団子にして食べました♪やっぱり今の時期はヨモギですよね~。そしてタケノコも旬です。竹林を持っていないとタケノコは採れないのですが、放っておくとどんどん竹が増えて行くやっかいものなので、知り合いがいると「どうぞ!」と言って掘らせてもらえます。また、誰が掘っても大丈夫な放棄竹林や公団が持っている土地の竹林など、知っている人は収穫スポットを知っています。まあ、放って置いてもご近所からタケノコが回ってくるのが一番楽ですけどね。

 そして、今は冬野菜が終わり夏野菜が出てくるまでの端境期です。ハウスやトンネルで育てた春野菜はみずみずしくて美味しいのですが、どうしても種類が少なくなるので、採れる旬を上手に食卓にのせながら、季節感のある生活を楽しんで参りましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ