半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

なんだかお葬式が多いですね~

2022年04月02日 | 自分の時間

なんだか今年は凄いです。

おかげさま農場のメンバーの話を聞いても、「○○が亡くなったんだってよ」といった話や、「○○が脳梗塞だってよ」といった話が聞こえてきます。

私も叔父さんが先月亡くなりましたし、知人のいとこやお母さんも亡くなりました。何なのでしょう?

何なのでしょう、というより、まあ、そういった年頃なのでしょう。

 

私は農家さんとおつきあいが多く、農家さんの平均年齢は70歳を超えています。

そうしますと、そのご両親は90歳代で、いつ亡くなっても「大往生だね」となります。

また、70歳代は脳梗塞やら足の手術やらで、未だに現役で頑張っている農家さんはあちこち痛みが出てきます。

そして、私は48歳で、私の親世代もそういった年頃になっているわけです。

 

良く聞くのは還暦、つまり60歳代が1つの節目で、その前後で亡くなる方が多いと言います。

という感じで、30歳代だと冠婚葬祭といえば結婚式や子どもが出来た、といったおめでたい事が多かったのですが、40歳代に入るとそういったお話はほぼ無くなり、お葬式が多くなります。

そして50歳が近づいてくるとますます増えてくる。そういったお年頃なのでしょう。

 

また、あと1つ、もしかしたら、と思うのは、コロナの影響なのかな~と思います。

おつきあいさせて頂いている農家さんの1人が「コロナは凄いぞ。このままでは村が無くなるぞ」と言っていたのがとても印象的です。

「村」というのは、農家さん達が幼少期は「村」が生活単位だったわけで、村の行事はイコール生活菜わけです。七五三や田植え前のお祭り、庚申様など、月1回は飲み会があるようなもの。

親戚つきあいはもちろん、村がコミュニティーで、親も子もみんな知り合い。学校、消防団、冠婚葬祭など全てに顔を出すのが当たり前。村八分、という言葉がありますが、そういったことが無い限り、「みんな知り合い」なわけで、「生活=村のみんなと生きていくこと」、というのが当たり前だったわけです。

それがコロナで全部無くなったそうです。

実は若手世代、、、といっても60代ぐらいから下は「面倒だし無くなっていいんじゃない」という人が多いのですが、70代以上だと「村が無くなる」という感じなのでしょう。

まあ、人によってそれぞれでしょうが、「人と人が会うおつきあい」が劇的に減ったわけです。

都会ももちろん農村でもそうで、特に年をとってくると知人・友人がどんどん無くなって、だんだん寂しくなるもの。そういった中で、更に少ない知り合いともなかなか顔を合わせられない、家の行き来がしにくい、ということも、生きる気力が小さくなっていく原因になっているのではないのかな、と、ふと思ったり。

まあ、そんなこんなで、お葬式、やたら多い1~4月です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ