半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

伝統食は健脳食

2022年02月09日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です

まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では春。梅の花もチラホラ咲き始めました。

さて、この前の日曜日の味噌作りで子ども連れのご家族向けの「田んぼと畑の耕育教室」の10年目が終わりました。色々ありましたが良く10年やってきたな~と思います。当初は農家の根本さんも色彩選別器と精米機しか無かったのですが、教室の運営費も多少お役に立ち、昨年、ついに田植えから袋詰めまで一気通貫で出来る体制が整いました

千葉県で一番美味しいお米の称号も得、そして今年の3月には株式会社化して、地域の農業を引き継いでいく若者を募集し始めています。稲作を本気でやりたいという子がどれぐらいいるのかはわかりませんが、私も出来るだけサポートしていきたいと思います

 私はというと、先日、久々に暇をしている次男を畑に連れていきました。サツマイモの畝にかけていたビニールマルチを剥がしたところ、モグラの穴があり、子どもと一緒に発掘調査をしましたが、それも楽しかったです

私の畑はトラクターが無く中途半端な不耕起なので、あちこちモグラの穴があります。作物には害を及ぼすのですが、みみずなどの生き物が沢山住み着いている証拠でもあるんですね。

また、長男は受験本番までもう少し。人事を尽くして天命を待つ、ですが、最後まで応援したいです

 そういえば「伝統食は健脳食」という言葉があります。私はこういった仕事をしているため、野菜中心の食生活をしています。年齢的にも肉はそんなに欲しく無くなりました。

梅干し、ラッキョウ、沢庵、味噌は手作りで、野菜は無農薬栽培、調味料は生活クラブ中心で、ご飯には基本的にはゴマを毎回かけています。次男は私と嗜好が似ていて梅干しが大好きなのですが、長男も昨年ぐらいからラッキョウや梅干しを食べ始めるようになりました。また、みんな野菜が無いとダメな嗜好に育ったので、例えばホウレン草なら1食で2袋ぐらい無いと足りません。

 今の食べ物はミネラルが不足していると言われていますが、マックで食事を済ます家庭もある時代。ただ、そもそもの話で「よくご飯の代わりになるな~」と思ってしまいます。

私の父は昭和6年産まれの岩手出身だったので、ご飯以外は食事ではない、という家庭で育ちました。味付けも醤油のみ。そのせいか、昔いた会社の合格率3%の「味覚検査」の試験にも受かりました。化学調味料が体に悪いという話よりは、そもそも「美味しくない」という感覚なのです。

人間の舌は10代までに出来上がると聞きます。世の中はグルメブームでテレビもSNSも食関係がわかりやすく視聴者を惹きつけるのでしょうが、まあ、あんなものばかり食べていたら体がおかしくなるのも無理ないでしょう、と思ってしまいます。

 美味しいと言われているものは大体が酸性食品で、血液を酸性化し、それを中和するために体内カルシウムが排出されてしまい、カルシウム不足を引き起こすそうですが、伝統食は逆にそれを補います。

カルシウムを始めとしたミネラルは情緒や健全な生育に直結しますから、子どもがいる家庭、特に受験生のいる家庭は野菜中心でゴマ、海苔などの海藻類、梅干しなどを毎日食べる食生活をお勧めしますよ。免疫力も上がりますしね。ちなみに野菜も同じでカルシウム不足の畑では病気が出やすいんですよ。

コメント
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