半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

食と命の教室&ゲノム編集食品

2022年02月16日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です

■食と命の教室の10年目がスタート! 

 寒い日が続きますがみなさん元気にお過ごしですか?さて、この前の土曜日は「食と命の教室」10年目がスタートしました。今年は耳が不自由な方、アトピーなどで休職中で食を変えたら改善して食の大切さを体感している方、4年ほど前にヴィーガンになった方など様々な背景を持っている方が参加するので、始まる前から「今年はこちらも色々学べる年になりそう!」とワクワクしていました。実際、自己紹介や教室が終わった後の感想を聞くと、みなさん、色々心の内にある事をお話頂けて、色々な人生を垣間見ることが出来ました。

 例えばヴィーガンになった方は、「母が専業主婦でその姿を見て育った反動で、私は定年まで働く、と決めていたけど、30歳を過ぎてそれが本当の幸せか?と想い始めて色々学び始めて、思うところがありヴィーガンになり、ついこの前、農業体験で出会った方と結婚しました」と、人生がここ数年で急激に変わっているようでした。
 その他にも「東京の中央区に住んでいるのですが、前は何とも思っていなかったのが、最近、急に自分の周りに土が無い事に気づいてこんな生活はいけないと想い始めてこの教室に申し込んだんです」など、月日を重ねるにつれ、あるいはコロナなどの環境変化で、ふと、今の生活に疑問を思う方が増えているんだろうな~というのがわかります。

 私は主催者なのですが、みなさんの内なる想いを率直に聴ける場というのは、とても学びになりますし、人が人らしく生きていこうとする姿を見るのは、お互いの人間性が高まるな~と思いました。3年前までは参加人数が増えたり減ったりで安定しませんでしたが、去年から急に申込みが増えてキャンセル待ちになりました。時代がこういった場を求めているんだな~とつくづく思います。

 

■ゲノム編集食品が

 先週は「伝統食は健脳食」という事を書いたのですが、その真逆のテクノロジーで作られた「食べ物のお化け」が、添加物たっぷりの食材だったりメーカー加工食品だったりするわけです。その最たるものが「遺伝子組換え食品」なのですが、日本で流通するにはまだ時間がかかりそうです。しかし、「遺伝子編集食品」は流通し始めました。筋肉の成長を抑え事で身がが1.5倍になった「肉厚タイ」や「GABAを4~5倍にしたミニトマト」です。厚生省は従来の品種改良改良と変わらない、という方針です。農薬や遺伝子組み換えも出始めは「問題無い」と必ず言います。そして結果が出るのが20年後です。

 20年前にも「遺伝子組換え食品は革命を起こす」ともてはやされました、結果、問題が表面化し20年経ってようやく下火になってきました。こういったことはEUは規制が厳しくアメリカは拡大した後に問題が出て反対運動が起き、日本はアメリカで問題化された頃に流通が拡大するという歴史を持っています。自然の摂理に反するものは自然なものではない、と単純に私は思うのですが、みなさんはいかがですか?

コメント
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