半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

初めての電子回路作り

2019年08月30日 | 素敵な家族・子供との時間

夏休みももう少しで終わり。

っていうか、同じ市内でも既に始まった中学校もあったりと、地域で始業式って違うものなんですね

さて、今週1週間は仕事から帰ってきたら、ひたすら小5の息子の自由研究のバックアップをしていました

 

昨年は、「回転しながらパクパクする魚を釣るおもちゃ」を作りたい、となって、あれこれ手伝ったのですが、最後はモーターをダイレクトにつけて「高速回転する魚釣りおもちゃ」が出来ました

 

そして、今年はなんと「立体ゾートロープ」

昨年、三鷹のジブリ美術館に行って見たトトロのゾートロープが感動ものだった、というのが理由だそうです

こんなやつです。

これが回転して、そこに点滅するフラッシュがたかれると、アニメーションのように動いて見えるのです。

ゾートロープというのはアニメの原型らしく、パラパラ漫画の原理を活用した感じ。

「絵」を円柱の側面に描いて、それを回転させて、それを隙間を空けたさらに一回り大きい円柱の隙間から覗くと、アニメみたいに動く、というやつです。

(説明が難しい…)

しかし、この「立体ゾートロープ」は、3次元の「人形」を回転させます。

そして「隙間から覗く」という代わりに、フラッシュを高速で点滅させることで、アニメのように動いて見えるものです。

 

まあ、細かく知りたい人はググってもらうと、動画が沢山出てきて「お~」となりますよ。

 

そんでもって、これを作るために色々調べるのがまた大変でした

まずは絵をかいてコマのように回してみて、そこに自転車のストロボを炊いてみたんですが、上手く動いて見えないんです

さらに調べてみたら、なんと「モーターの回転とフラッシュが同期する必要がある」とのこと

「ゾートロープの回転数」と「フラッシュの点滅の速度」が合わないと上手く動いているようにみえないんですね~。

む~、これは難関

 

同期させるといっても、それぞれ違うものなのだから、、「モーターの回転数を変えられる」か「フラッシュの点滅速度を変えられる」状態にしないと、この「同期」をさせるのはなかなか難しいことがわかりました。

で、さらに調べた結果、安めの「点滅速度を変えられるフラッシュ」=「ストロボスコープ」があったので、福井のメーカーの直接注文をして何とかゲット。

そして、さらに調べてジョイフル本田で「これが良いであろう」というギア比のモーター&ギアボックスを購入。

さらに、「現物を見ないとよくわからん」ということもあり、子どもと先日「千葉市科学館」で立体ゾートロープを見学したのでした。

 

ここまでがまず第一次準備段階。

 

次は組み立てです。

まずはギアボックス。

子どもに任せたのですが、なんか違って上手く回らないのです。。。

で、調べて部品が違っていたので、組みなおし。

さらに電池BOXは学校の実験で使っていたのがあったので、それと合体。

ギア比を2種類変えられるやつで、回転数も同じはずなのだが、組み立ててみたらどうも計算と違う。。。

モーターの回転数とギア比をかければ、1秒間に30~60回転ぐらいするはずだったのでしたが、どうも違うのです。。。

モーターを買ったのもギアを買ったのも私は初めてだったので、良くわからん。

むむむ~。必要に応じて買いなおしか?

 

しかし、実際にこれに人形を載せた回転盤をくっつけると、その重さで、回転速度はまた変わるわけです。

なので、まずはいったん保留に。

生まれて初めてギアボックスを組んだと思うのですが、何事も経験とはいえ、もし私がミニ四駆とか好きだったら、詳しかったんでしょうね。。。

 

そして、一番大変だったのがストロボスコープ

届いたものを見たらびっくり

電子基板にコンデンサーなどが無茶苦茶沢山入って来ていて、それを「自分でハンダで組み立てるキット」だったのでした

電子回路作りなんて、私、生まれてから一度もしたことありません

まあ、何事も経験ということで、中学生ぶりにハンダをやりました。

説明書もさっぱりしたもので、「これで良いのかな?」と考え考え組み立てました。

 

何が一番大変だったかって、やっぱりハンダづけです。

集中しないと出来ないので、誰も家にいない時間帯を狙って、2時間集中して何とか作りました。

 

しかし、電池BOXをつけた瞬間だけしか光らず、何だろう?と思って試行錯誤した結果、ハンダが甘いところがあったので、そこをやり直し。

すると、見事に光ったのでした

 

これで何とかモーターと電子回路のフラッシュはそろったわけです。

 

しかし、これはまだ立体ゾートロープの基幹部品が揃っただけ。

 

実際に子供が円盤の上に人形を作って、それをモーターに取り付けて回してみて、さらにフラッシュをたいて同期するか、そして、それら全体を1つの箱にしなくてはいけません。

そういった、全体の部品や箱を作ることなのでさらに1日かかりました。

 

さあ、残り2日で組み立ててみて、必ずうまく行かないところが出るはずなので、それを残りの日数で修正できるか

夏休み、最後の大仕事です

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