半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

英語のお勉強

2019年08月07日 | 自分の時間

お友達ママさんのご紹介で、以前から顔見知りのママさんのお子さんの英語を見てあげました。

今、1人、中2の子の英語を見てあげているのですが、大人になって改めて中学英語を見ると「ああ、なるほど、こりゃ混乱しちゃうよね」という所がわかるのです。

今回、見てあげた子も全く同じところでつまづいていました。

単刀直入に言えば、「be動詞と一般動詞の違い」が良くわかっていないから、「I am do'nt~」 という文章を作ってしまうのです。

be動詞、つまりam, are, is というのは、1つ目の役割は「イコール」つまり、右と左の物は同じですよ、という事であり、もう1つの意味は「在る」という事なのです。

特別なもので、これを動詞と言っているから混乱の原因になっているんですね。

当たり前のこととして「投げる、打つ、走る、泳ぐ、といった動作を表す言葉が動詞」とすればいいのですね。

それを「be 動詞」と「一般動詞」としちゃっているからわからない。

 

そして、「動詞を助ける言葉が助動詞」という位置づけで、

don't,can,must,willなどは全部「一般動詞」を助けるために、前につける「助動詞」なんだよ、というのをわかってもらう。

be 動詞は「イコールではない」という事を示すために、後にnotをつけて打ち消す、という感じで理解してもらう。

 

ここが「肝」であり、これがわかっていないのに、授業が前へ進んでしまうんですね。

 

なんて、書いていても、まあ伝わらないでしょうが、一番の問題は「学校のカリキュラムで英語の何を学ぶのか」がごちゃごちゃになっていること。

学校の教科書は「Nice to meet you.」から始まり「Where are you from?」など、がレッスン1にあるんです。

これは「文法のごちゃまぜ」なんです。

だって、そもそもの「Nice to meet you.」は文法的には主語と動詞が省略されているイレギュラーな言葉だし、「Where are you from?」なんてyes/no疑問文ではなく一番難しいWhereなどを使っているオープンクエスチョンで、それがレッスン1で混ざってしまっているのです。

つまり、本来は I am、 He is 、 You are 、といったbe動詞の肯定文を習い、次に否定文を習い、次に疑問文を習う。これが本来レッスン1にすべきなのです。

次にレッスン2で、I play soccer.を習って、この否定文をならって、次に疑問文を習う。

こういった事をきっちり違いを見につけさせて、それが出来てから、初めて5W1Hなどのオープンクエスチョンを習い、これをもって「現在形」の一通りを理解する。

これが出来てから、ようやく次のステージの「過去形」に進む、といったカリキュラムにすべきなのです。

ところが、英語というのは「読めること」「音読出来ること」「書けること」「聞けること」「話せること」といった事を出来るようにならなければいけない「言語」なので、何故か英会話学校のテキストのようになっちゃうんです。

これがすべての間違いです。

色々な英会話の教材がありますが、「聞けること」と「話せること」は全く違うスキルであり、使う脳みそも全然違うのです。

そういった「言語学習」の当たり前をわかっていないから、無駄に時間を費やして、結局マスターできずに終わる日本人がなんと多い事。

まあ、私もマスターしているわけじゃないのですが、中学英語ぐらいなら本来、すべての大人がわかっていなければいいけないのに、わかっていない事自体、カリキュラムがおかしい証拠ですよね?

 

自分の子どもが英語が得意でない、と思っている親御さんはいますか?

 

もしいたら、塾に通わせてもお金がもったいないです。

とにかく、 I am He is You are といったbe動詞の肯定文を習い、次に否定文を習い、次に疑問文を習う。

これを「わかる状態」にしてあげてください。1日で出来ます。

次にレッスン2で、I play soccer.といった一般動詞を1つ書いて、この否定文、次に疑問文をマスターする。

英語で50点とれない子は、ここまでがマスター出来ていなんです。

是非、ここまでをきっちり出来るまでは、過去形などには進んでは駄目ですよ。

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