半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

放課後こども教室

2015年06月25日 | 素敵な空間・イベント
放課後こども教室というのがあります。

国とか市の事業で、地域の人と学校とが一緒になって子供たちの居場所を作り、育むことを事業としてやっているそうです。

まあ、簡単に言うと、放課後の1時間ほど、小学校で地域ボランティアの人が色々なことを子供達とやる感じです。

ドッジボールやかけっこ、縄跳び、一輪者、鬼ごっこ、といった普段遊びから、体育館でバスケットをやったり、図工室で工作をやったり、料理をやったり、時節にあわせた工作をしたり、時には指導者を呼んで華道など特別のことをやったり、何をやってもオーケーです。

そんなことを、私の子どもがいっている小学校でも出来たらいいな~と思っていたのですが、ようやく今年の9月からスタートできることになりました

ヨーロッパなどの話を聞くと、学校というのはそもそも地域の1つの機関として機能していて、例えばグランドは平日は学校が優先して使うけど、週末は地域の人達が使うのが当たり前になっていると聞きます。

日本は責任問題など色々あるせいか、全て学校の責任、全て先生の責任になってしまう仕組みになっているので、そうやすやすと学校を地域に開放、というわけにはいかないようです。

だから、学校の授業の時間が終わり、下校の時刻になれば、子供達は学校で遊んでいてはいけないわけですね。

そのため、各自、近くのお友達の家やマンションのゲストルームとかでゲームをしたりするわけです。
もちろん、公園で外遊びをする子もいますが、そもそも「公園で不審者が出た」というメールが流れる時代。
およそ私達が子供の頃とは違った環境になってしまっていて、親もゲームを公認する人が多いわけですから、「子供は外で伸び伸び自由に遊ぶもの」といったものは、古いステレオタイプのように見られてしまう時代なのです


でも、私は、子どもは親や大人の目をかいぐぐって、色々なプチ冒険をしたり、子供たちのルールで外遊びをするのが当然だと思っています。

それが難しい時代だからこそ、地域の人達が意図的に子供が伸び伸びできる環境を作ることは大切だと思います。

その考えの一環で、「みんなの農村ネットワーク」もやっていますが、今回、この「放課後こども教室」でまたその一歩を踏み出せるのではないか、と期待しています


ちなみに今日は、文部科学大臣賞も受賞した「豊住小学校」に見学に行きました。

ここはベテランの運営スタッフだけでなく、順天堂大の学生さんも来て、とても活発にやっているところです。

今回はスライム作りだったのですが、子供達は活き活きと楽しそうにしていましたよ~

そして今度一緒に放課後こども教室をやるスタッフのみなさんも、子供たちが活き活きしている姿を見て、笑顔が溢れていたような気がします

子供も大人も楽しい場になればいいな~と思います


コメント
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