半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

本:自然職

2010年03月04日 | 素敵な本
 久々に本のお話。

 この前、図書館で借りた本で「自然職のススメ」(二玄社、文;出山健示、写真;水谷充)という本を読みました


 題名が「おっ?」とくる感じなのですが、簡単に言うと、「農業、漁業、林業」の3つを自然職とし、他の仕事をしながらこの3つのどれかに転職した人を事例として紹介している本です。

 写真が多く、1人1人の事例が良い刺激になる本です。あこがれの生き方像を垣間見る本、というよりは、事実として異業種からどういった経緯でこういった職業についたか、ということが写真と共に綴られている本、というイメージです。

 農業の本は良く見ていましたが、漁業や林業についてもまあまあ面白いな、と思いました。

 最後に、あとがきで『インタビューでは「自然や環境にやさしい」といった意味のことを口にした人はいませんでした。自然に対してははひたすら受身であり、人間が優しさを働きかける対象ではないことを、仕事を通じて骨身に染みているようです。』と書いてあったのは少し印象的でした。

 なんとなくわかる感じがします。

 農業をやったり、こういった仕事をしている人は「好き」だからやっているのであって、エコだとか、地球に優しい、なんていうことを言うマスコミや消費者の側の感覚や考えをもっている、という感じではないんですよね。生産者側の立場だから違うんですよね。

 やっぱり、生きている感って、生活をしている実感であって、生活って、野菜を作るでもよし、自分で家を建てるもよし、漬物を作るもよし、何かを生産することで、自分で生きる糧を生み出している感を感じることだと思うんですよね。
 
 私も、そういった思いが日に日に募っています。もちろん、お金も欲しいけど、、、農家になりたい、というより、ほぼ自給して生きて生きたい、という思いが募っています

 う~ん、もっと本読んで、色々な人にあって刺激を自分に与えていきま~す 
コメント
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