半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

自然農法のお勉強

2010年03月05日 | 素敵な本
 梅も雨と風でほぼ散りましたね。そろそろ梅から桜の季節ですね~

 
 さて、会社でお遊び?で自然農法をやることになりました

 個人的には、本格的にやってみたいのですが、勉強する良いチャンスだと思っています

 自然農法って何か?というと、定義が難しいのですが

・慣行農法→農薬、化学肥料を使う
・有機農法→JASが認定した少しの農薬以外は野菜なら2年以上使っておらず、肥料は化学肥料ではなく、家畜の糞などの有機物を使う
・自然農法→農薬や化学肥料を使わないだけでなく、一般的には有機肥料も入れない。

といった分類でしょうか?


 自然の森の中では、落ち葉や枯れ草、小動物の死骸などが分解され、長い年月を経てふかふかの腐葉土層が出来上がります。1㎝の土が出来るのには百年かかるとも言われています。
 地球の表層10㎝のいわゆる表土に、菌や昆虫などの微生物・小生物の90%がいて、彼らがきちんといる土は「生きている土」でふかふかしていて肥料を与えなくても作物はきちんと育つ、といわれています。1坪でいえば、表層10㎝に10㎏の微生物・小生物がいることになるそうです。

詳しくは→去年の12月17日のブログに微生物の話は書いてあります。

 さて、私達が野菜を栽培するために、さすがに100年も待つわけにはいきませんので、作物が育つ土が出来るよう環境を整えてあげる必要があります。

 自然農法は、より、自然に近い形をとりながら、5年とか8年とかかけて作物がその力を引き出して育つような環境を整えてあげます。

 ではどうやるのか?というと、人によってやり方が違い、例えば無肥料のやり方もあれば米ぬかを撒くやり方もあります。耕さないやり方、雑草を抜かないやり方もあれば、軽く耕したり草は刈って敷いておくやり方もあります。

 有名な方で言えば、「粘土団子」で数十カ国の砂漠の緑地化に貢献した福岡正信さんや、無料で自然農指導をされている「赤目塾」の川口由一さんなどがいます。

 「奇跡のりんご」の木村さんは、緑肥(豆科や麦科の植物)を蒔いて、土を作りながら作物を育てるそうです。

 豆科は、窒素を固定するので土が肥えます。麦科は、地中深く細かく根を張るので、土がよく耕されるし、余計な肥料分を吸い取ります。豆科と麦科を蒔くと、土が出来てくる、といわれているんですね

 ただ、自然農の勉強はなかなか難しく、本は数ある家庭菜園の本に比べれば数は少ないのが現状です。木村さんも、栽培手引書のようなものは出していなし。。。

 しいていえば、川口さんの教え子の鏡山さん、という方が書いた本は、丁寧に書いていてわかりやすいです。
「自然農・栽培の手引き:監修川口由一、著者鏡山悦子」

 私としては、やっぱり徳野雅仁さんの本が写真が豊富で好きです
「自然流家庭菜園の作り方:徳野雅仁」

 そして、私の地元の近くに、自然農法をなが~くやっている生産団体があることを最近知りました

 う~ん、成田近辺って、本当に有機農家や自然農法など、たっくさん広がっているんだな~ 全然知らなかった

 まっ、色々やり方があると思いますが、少しずつ勉強していきたいと思いま~す
コメント
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