エネルギー獲得が人類のこれからを左右するのは間違いない。どうやって安全で妥当な価格のエネルギーを調達するか、これが人類最大の問題だ。これは自明なのだが難問で、問題が大きく難しすぎるせいか十分に取り組まれている気配がない。今あるエネルギー源の奪い合いに目を奪われている人が多い。
北欧の沿岸には海中に風力発電塔が数多く並んでいる。持続可能な開発の技術目標が生んだ光景だ。果たして風力発電が安全持続可能で妥当な価格の電力を生み出しているのか、精細な計算研究がされているだろうか。どれくらいの人が真面目に考えているのだろう。地中海には見かけないが南欧の人はノー天気なのだろうか。
風力発電に問題が多いが、失敗すると直ぐ叩くのでは問題は解決しないと人の失敗を叩くのを楽しみにする人には釘を刺しておきたい。
日本政府岸田政権が真面目に持続可能なエネルギー産出獲得方法を考えているとは思えない。石油一辺倒と原発頼みで良いものか、十年二十年三十年先のことを考えるのが政治家の仕事のはずだが、目先の選挙に勝つことばかり考えて、裏金作りは生け贄処罰で手打ちの誤魔化し、こんな政治家と提灯持ちのマスコミを交代させないと明日は明るくならない。