駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

郵便がおかしい?

2023年11月20日 | 町医者診言

             

 

 何だか郵便がおかしい。僅か二か月の間に、送られた郵便が届かないことが一度市内なのに届くのに四日も掛かったことが一度あった。届かない方は住所が間違っていた可能性もゼロではないが郵パックにしたら届いたので、本当に発送してくれていたのなら行方不明になったと思われる。市内の方は休日を挟んだせいかもしれないが、それにしても遅い。

 今のところ電車の遅れはないが、色々切り詰めると事故や遅れが出てくるのではないかと心配している。日本ほど電車が時間通りに動く国はないと聞く、それは支えるシステムと国民性の賜物と思われるが、人手不足やシステム維持更新不備が出てくれば今まで通りにいかなくなるのではないかと心配になる。郵便は電子通信の進歩普及で利用が減り縮小してゆく事業だが、質が低下しては困る。

 河野太郎デジタル庁大臣は孤軍奮闘しているが、デジタル化は遅々として進まず、掛け声ばかりだ居直りだと非難を一手に浴びている。勿論、河野太郎氏の手法にも問題はあろうが、遅々として進まない問題の根は深い。まず、伝達決済システムがつぎ足し改善で複雑化し、しかも全国規模となると途轍もなく縺れ絡み合っているのだ。とても上からの掛け声だけでは変えられない。次に実は日本人は小手先の修正は得意でも根本的本格的な改革が苦手で嫌いなために進まない側面があると思う。

 岸田首相の人気が凋落しているが、では誰がどうすればよいのかと政治評論家は批判の尻馬に乗ることなく国民に問い返さねばならないと思う。批判は建設的でなければ足を引っ張るだけに終わる。優れた大局観と優先順位を見極める能力がないと停滞を打破できないと診断する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミレーユマチュー

2023年11月19日 | 贔屓

         

 

 果たして十一月の秋晴れの日曜日に相応しいかどうか分からないが、ユーチューブでミレーユマチューを聞いている。ミレーユマチューをご存じの方は少なくなっただろうか?。私と同年配で昔よく聞いた。日本でのシャンソンのイメージとはちょっと違い、囁くようではなく力強く歌い上げる。聞いていると元気が出る。

 容貌も目鼻立ちがはっきりした南欧系で独特の髪形を揺らし歌う、大柄な人ではないがとても大きく感じる。歌い上げるせいか、フランス語でなくドイツ語の歌唱も多い。私が知らないだけかも知れないが、シルヴィ・バルタンやミレーユマチューのようなフランス人の歌手や歌があまり聞かれなくなった。なんだか残念。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大谷何処へ行く

2023年11月18日 | スポーツ

               

 

 二年振り二度目のアメリカンリーグ満票でMVPに選ばれ、フリーエージェントとなった大谷が何処へ行くか?。金額では動かない、慎重だけれどもチャレンジ精神もある、ので中々予想は難しい。ちなみにある米国の予想では1位 ドジャース  2位 カブス  3位 ジャイアンツ  4位 ヤンキース 4位 メッツ  6位 レンジャーズ  7位 レッドソックス   8位 マリナーズ  9位 エンゼルス  10位フィリーズとなっている。勿論、プレーしやすいプレーしがいのあるティームが第一条件だろうが、どの州どの街にあるかも重要だ。大谷はあまり出歩かないらしいが、それでも街の雰囲気に相性はあるだろう。大谷は北国生まれなので寒さに強そうだ。個人的にはカブス次いでメッツを推したい。シカゴはニューヨーク、ロスアンジェルスに隠れがちだが、アメリカらしい深みのある街と聞く。ヤンキースに押されているようでもメッツには根強いニューヨークファンが付いている。ヤンキースの鼻を明かすのも面白い。

 大味な街(失礼、個人的な印象)、ロスアンジェルスにはさよならした方が良い。エンジェルス以外のユニフォームを着たい、ドジャーズも契約金額は一番らしいが大谷に似合わない。

 最後に一言、生粋の日本人大谷に満票、優れた者を認めるアメリカの力文化を感じる。  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駄目絶対の銃と覚醒剤

2023年11月17日 | 町医者診言

              

 

 今朝は雨だ。雲が厚く暗い。小雨でも大雨でもない。しとしとと雨らしい雨だ。おかげで寒さが少し和らいだ。毎年書くのだが、寒いと言っても摂氏七度八度で、北国の人にそれは寒さのうちに入らないと笑われてしまう。

 アメリカでは合成麻薬のフェンタニルが濫用され毎日300人以上がそのために死亡している。そのフェンタニールに中国産が含まれており、バイデンが習近平に製造輸出を取り締まるよう要請したようだ。強大国の光と影の影の闇が深い。日本でも覚醒剤が問題になったことがあるが、銃と覚醒剤は水際で厳しく取り締まる必要がある。日本人の用心深さ同調圧力を良い方向に生かして、銃と覚醒剤が浸透することのないように目を光らせて頂きたい。こう言っては大変失礼かもしれんが、岸田首相でもできる仕事だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会って話をする

2023年11月16日 | 小考

                  

 

 米中対立が鮮明になって久しい。十年一昔というが、五昔の半世紀で中国は激変した。どの国も五十年もすれば多かれすくなかれ変化するが、中国は資本主義経済共産政治国と言えばいいのだろうか大きく変容した。もとより医業を生業とするので、政治外交の情報理解は不十分なのだが、いつも興味深く観察している。

 これは殆んどの人が理解されると思うのだが、対立があっても直接会って話すということは極めて重要なことで、バイデン習近平会談が実現したことは意義深い。意見が異なっても、握手をして言葉を交わせば、電子媒体では不可能な意思疎通が生まれる。習近平が地球は二大強大国にとって十分大きいと言ったらしいが、どういう意味と聞き返したくなる。バイデンが何と返答したか知らないが、軽率なことは言わなかった様子だ。

 対立する人物と直接会うことの重要さは超大国でも隣近所でも変わりないと思う。勿論、容易に対立が解けるわけではないが疑心暗鬼からの暴発は相当防げるのではと思う。何処にも少数ではあるが短慮暴走の人物が居るので、そうした人物に起因する衝突は避けねばならない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする