駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

医療現場は大変だが

2020年12月07日 | 医療
              

 今朝は冷え込み手袋が欲しかった。明日は忘れないようにしよう。
 新型コロナ患者を受け入れている病院は本当に大変だと思う。殊に看護師は矢面に立つから、ストレスは大きい。そのうえボーナスが減るのでは辞める人が出るのは当然だと思う。
 人間は目標があると頑張りやすい。スポーツ選手が厳しい練習に耐えられるのは目標があるからだと思う。県代表になる、オリンピック代表になる、何秒を切る、何mを越えるなど。しかし新型コロナ看護には先が見えない。あと三か月なら指折り数えて頑張れるかもしれないが、半年?一年?と先が見えないのでは息が切れてしまう。おまけに給与が減るのでは、耐えられないという看護師も出てくる。勿論、医師も看護師ほどではないが大変だ。
 我々開業医も色々設備を整えマニュアルを作り、発熱患者さんを神経を使って慎重に診させてもらっている。受け入れ病院に比べれば負担ストレスは少ないかもしれないが、実は受診抑制があり収入が減って困っている。院長がピリピリしているのが伝わってくる。ボーナスを減らすのか人を減らすのか、真っ先に自分の給与を減らしているらしい。菅内閣はきまり言葉を繰り返すだけ、ゴーツードクターもない。
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