駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

机の上は何を語る

2024年06月29日 | 小験
           

 机の上は面相ほどではないが、その人を語る?。三桁までは行かないが数十人の教授の机の上を見てきた。多少、雑然としていた先生は居たけれども、書類と本が積み重なり今にも崩れ落ちそうな先生は居られなかった。まあ、教授室だったせいもあるかもしれないが、大体が整然としていた。
 ところが医局の机の上となると七、八人に一人、雑然と書類郵便物が積み上げられ中には机が全く見えないような御仁も居た。不思議なことに、それでも主人公はどこに何があるかを把握しているようで、お掃除おばさんが勝手に整頓することはご法度だった。奇妙なことに、雑然とした机の持ち主が皆だらしない格好をしているわけではなく、びしっと紳士然としている医師も居た。分からないものだ。
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2 コメント

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納得。 (外野席)
2024-06-29 14:38:26
分かります、分かります。ただし私は「アレ」が何処いったのか分からなくなり、良く紛失します。忘れた頃に思いがけないところから出てきたりします。要するに「だらしない」。
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Unknown (arz2bee)
2024-06-29 20:20:13
 整理が見た目は多少違いうかもしれません。私の机の上はかなり整頓されていますが、時々失くし物をします。しまった場所が分からなくなるのです。
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