駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

神様に聞いてみたい

2012年10月15日 | 身辺記

           

 昨日は一時間半ほどのドライブでちょっと遠出をし、初めての店で昼飯を食べて帰ってきた。標高三百メートルほどの山間の町で秋が濃い。この頃はどこに行っても何とか牛、何とか豚と土地の名の付いた銘柄肉の料理がある。私は豚のソテー家内はローストビーフを注文した。付け合わせの野菜も旨く、お値打ちのお値段で満腹になった。

 今日は月曜日、ブルーマンデイとまでは行かないがさあ働くぞと言うほどの元気はない。三十分ほど早く目覚めたので、7時前の電車に乗って出てきたが、正直、医院を開けながら日曜日があるから働き続けることができていると感じた。正確には何とか働けるというところだ。

 明治以前の人は、どういうサイクルで働いていたのだろう。月の満ち欠けで、日の流れを把握していたのだろうが、月に二度、新月と満月のお休み程度ではとてもじゃないが疲労困憊、顎が出てしまいそうだ。落語などでは奉公に出ると盆暮れの休みとなっているから、他の時は毎日働いていたのだろうか。

 週七日で六日働いたら日曜日は安息日というのは、聖書由来で向こうの神様が決めたことのようだが、どういう理由で七日にしたのだろうか。今は子供の時からの習慣で、七日のサイクルで働くのが心身に染み込んでしまったが、最近は週四日くらいが良いと感じている。実際に週休二日の人達も多いようで、土曜日半日とはいえ、週六日働いている私には羨ましい世界だ。

 いずれにしても週七日と云うのは太陽や月の動きには関係の無い決まりで、なぜ七日にしたのか神様に聞いてみたくなる。これが世界標準になったのには、やはりそれが人間が暮らしやすいサイクルだったせいだろうか?。

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