駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

元の鞘に収まる

2023年11月23日 | 世の中

                  

 

 僅か五日間の解任劇に終わった。サム・アルトマンはマイクロソフトには行かず、元通りオープンAIに戻ることになった。詳しい経緯は不明だが、取締役会での意思疎通に問題はあってもAI開発の技術者には優れたリーダであったらしい。これで目出度しとなるか、いづれにしても日本では起こりにくい顛末だった。この極短時間の逆転劇の意味影響は数か月後数年後に明らかになるだろう。

 

 話は全く変わるが、昔は羊羹は一本で売っており家庭で一切れ一切れ切ったものだ。勿論、今でも一本丸ごとの販売はあるがあらかじめ一人分を小さく包んだ羊羹の販売が増えた。しかも丁寧に包み紙を剥がす切り口が付いている。昔の羊羹の半分以下の大きさで、何とも物足りない感じだが、最近は大振りの一切れでは多すぎると感じる人が増えたのだろうか。母が見たら何と言うだろう。子供の頃羊羹を薄く切ると、みっともないと怒られたものだ。それこそ三四センチの厚さでちゃんと自立する厚さでないと駄目と言われた。この小振りの分包が出てきた理由の一つに、甘く固い羊羹を売り物にする某社の営業作戦の影響があると思う。昔はもっとあっさりして柔らかい羊羹が多かった。便利のようでお仕着せの感じもして、自宅用にはご近所の和菓子屋で求めている。柔らかくあっさりして厚くても、胸焼けせずにおいしくいただける。

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2 コメント

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思い出します (かみさん)
2023-11-23 09:31:07
「子供の頃羊羹を薄く切ると、みっともないと怒られたものだ」
私も同じような事を言われてました。
羊羹は贅沢品でしたがケチらずに厚めに切るよう心掛けました。
厚めの羊羹は豊かな気持ちにさせてくれるような気がします。
特に父が羊羹好きだったので子供時代の団欒等思い出しました。
ありがとうございました。
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Unknown (arz2bee)
2023-11-23 09:56:56
 堂々として豊かな気持ちになる。それですよ。
返信する

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