駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

サッカー観戦

2008年02月23日 | スポーツ
 いつ頃からか見るスポーツの種類が変わった。20年くらい前までは結構野球を見ていたのだが、このごろは野球をほとんど見なくなった。知らない選手が増えたことと動きが少なく退屈だ感じるようになったせいだ。場外戦略で読売のやることにも嫌気がさした。変わりにサッカーのAマッチをよく見るようになった。アメリカからヨーロッパに興味が移った時期と重なるような気もする。サッカーは得点が少ないので面白くないという人が居るが、それはサッカーを知らない人の見解で、逆に0対0でも面白いゲームがあることの方を凄いと思う。
 年を取ってせっかちになったのか、間断の無い流れと状況判断の妙を面白いと思うようになった。不思議なことだが、実力に差があってもいつも強い方が有利というわけでなく、たかだか10%くらいでも弱い方に流れが行くことがあって、唯一のチャンスが得点に繋がったりするので手に汗を握る。サッカーのルールはオフサイドがちょっとわかりにくいだけで、極めて単純明快だ。ルールは単純だが戦略と作戦はなかなか複雑で、日本代表の戦い方など口角泡を飛ばす議論になる。重厚映画評論家蓮見重彦先生まで登場する位だ。
 それに東アジア選手権を見ているとメタミドホスが思い浮かぶから、Aマッチ観戦は止められない。

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