駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

**活で上手くゆくものか

2018年10月13日 | 人生

         

 今朝は何だか急に涼しく、秋晴れの空こそ見えないが秋らしい秋を感じた。

 もう絵を習い始めて十年以上になるが、どうも風景画が自分に向いているのではないかと思うようになった。仲間は写生とは違う意匠を凝らした100号150号という大作を描いて展覧会に出品し、何とか賞を貰ったり入選したりしている。私の絵はどうもそういうのには向かない絵のようで、先生から出品の声も掛からない。誰にもわかる待合室の絵が自分の作風かなと思っている。

 昨日は異例だが街中で山小屋集合の仲間と会食した。私はどうもGさんが亡くなって、意気消沈というかもう一つ元気が出ない気がしていたが、他の仲間はまだまだやる気があり、あれをしようこうしようと色々計画が持ち上がり、それに釣られてもう少し遊びまわるかという元気が出てきた。

 婚活などという言葉から派生して?終活などと言われるようになっているが、親爺が言っていた平生往生の方が自分にはしっくりする。心のどこかで意識するというのは有効なことかもしれないが、**活という言葉で括ってしまうと、分かりやすいが安っぽくなるような気もする。

 言葉が軽く薄くなる時代だからと解説されると使う人も軽く薄くなるのではないかと聞き返したくなる。

 

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