駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

茨木県警はもう一つ

2019年11月28日 | 町医者診言

                   

 

 茨城県警は栃木小山の誘拐犯宅を捜索したのに、少女居住の形跡がないと引き下がっていた。詰めが甘い情けない。茨城県警は松竹梅の梅だなあ。

 同業者ではないが潜んでいる怪しいものを見つけるという点では共通している。高血圧で通院中の70歳の男性に全く症状はないが僅かな貧血が出現した。小球性低色素性の傾向がある。ここでこれは怪しいと追及を始めないと消化器癌を進行する前に見つけることは難しい。怪しいと睨んだらしつこく追及しないと見逃すのは犯人も癌も同じだ。茨城県警は電話番号という貴重な手がかりを生かせなかった。

 しばしば犯罪者がおとなしいと報道されるが、それは皮相の観察結果で、よく知らないわからないと同義なのだ。おとなしいという印象は表に現れない出ていないためにそういう印象を与えるだけで、内面には別世界が広がっている、外面はあてにならない。二日くらい張り込めば尻尾がつかめたと思う。警察犬を連れてゆけば見つけることができたかもしれない。

 型通りに済ませてそれで良しとする体制性質を変えないと、実効を生むことはできないとお役所相談所関係には声を大にして申し上げたい。

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