弁護士の若狭勝氏が東京都知事の小池百合子氏を普通のおばさんと表現しているがそれは錯覚を生じさせると思う。多分、不死身のスーパーウーマンではないという意味でそう言われたのだろうが、前原誠司氏を手玉に取り、築地市場移設でも曖昧模糊となし崩しで事を進められる人が普通のおばさんのわけがない。大スターも身近な人や日常では普通のおじさんやおばさんの側面を垣間見せるところはあるだろう、またそうしたところが身近に感じられて人気の要因にもなると思われる。若狭氏も側近としてそれを垣間見て普通のおばさんと思われたのではないかと推測する。ただ、それはそうした一面もあるというだけで、小池氏の政治の世界を巧みに泳ぐ才能の中身を吟味するのを忘れてはならないと申し上げたい。観測気球を打ち上げて、それへの反応を見て巧みに扇を動かし軌道修正してゆく、勿論それも類い希な才能とは思うが、優れた判断力とは違う。物事の軽重を混同すると間違いが起きる。
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