駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

庭に出る

2008年04月09日 | 身辺記
 一ヶ月前に植えたサクランボ?に芽が出てきた。送ってきた時はただの棒きれだったのだが、二週間くらい前になんだか小さな瘤ができはじめ、少しづつ大きくなったと思ったら、葉っぱが出てきた、凄い。付いていたタグを取ってしまったので、どれが何の苗木だったか自信がない。だんだん大きくなればわかると思う。
 今までは庭はぼんやり眺めるだけで、草花や庭木の手入れはいっさいしなかったが、今年は苗を植えたり、水を撒いたりしながら、日々の僅かな木の芽の変化を楽しむようになった。まだ草取りをするまでには至っていない。
 無芸大食、せっかちで世話好きだった親父が七十の声を聞いたら、急に草花に興味を持ち始め、この草の名前は何だとかあの花は何だとか言い出したのを思い出した。自分はまだ七十には間があるのに似てきたのかなと妙な気分だ。
 コーギーを飼っている。こちらは動物で動き回りいかにも生きているという感じがするが、植物も生きているのだというのが、毎日根気よく観察しているとよくわかる。小学校の夏休みの宿題に観察日記というのがあった。たぶん朝顔かなんかだったと思う。先生におまえのは字ばかりで絵がないじゃないか、T(幼友達)は絵ばかりだと苦笑されたのを思い出した。三つ子の魂百までもというのは確かのようで、字ばっかりのブログなので写真を入れてみた。いかにも素人写真で構図がへたくそだなあ。
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