駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

秋の夜長を鳴き通す

2018年09月23日 | 自然

     

 暑さ寒さも彼岸までと言ったが、今日は暑い。幸い薄曇りなので、外出出来そうだ。九月に入ってからの暑さは、暑い日もあったが厳しい残暑と言うほどではなく助かった。この連休にも少し医師会のお手伝いがあるのだが、程々にさせて貰おう。海外旅行で東に移動すると時差ぼけが辛い。だいぶん良いがまだ完全ではないのだ。

 季節を知らせてくれるモノは色々あるが、秋には昆虫が登場する。私は自分の家だと思っているのだが、コオロギや蜘蛛も自分の家だと思っているらしく、平気で書斎で飛び跳ねたり壁をよじ登っている。蜘蛛は好きではないが、ぎゃーっと驚くことはない、家内は昔金切り声を上げていたが、この頃はこらっとたたき落としているようだ。私はこれこれと存在を知らせてやる。ご主人様?の登場かとどこかへ行ってしまう。姿を見せず鳴き声だけも多く、夕方から朝まで何かしら鳴き声がしている。昆虫や植物には詳しくなく、鳴き声で何かまでは分からない。

 これだけ気候が不安定に変動しても、昆虫や植物は季節通りに動いているようだ。尤も専門的に調べればかなりの異変が起きているのだろうと思う。生物の中では人間は寿命が長い方なので、個人で気候の変動を感じることが出来るのだが、十年どころか去年一昨年も知らないコオロギにとっては、今秋が全てで今年はどうのこうのという感想はなくぶつぶつ言うこともなく命を繋ぐのに余念がないのだろう。

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