駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

鬼が笑う

2020年07月30日 | 医療

                

 

 昨夜は同業の友人達と外食をした。年に四回ほど定期的に少しお酒を飲みながら食事と会話を楽しんでいる。夫婦連れなので五人を超えてしまう。大阪ではないし、当地ではクラスターも出ていないし体温測定と消毒をきちんとしているから大丈夫だろう。店の方も神経を使って貸し切りにしてくれた。

 新型コロナについては指定感染症二類を外した方が良いのではないかという議論になった。PCR検査を増やそうとしないのも二類指定のためで、厚労省か財務省か知らないが国が何とかして陽性者を増やさないように後ろでブレーキを掛けているからだという指摘がされた。どうもそれが真実のように思えるが、政治家も評論家も気づいていないあるいは目を逸らしている。唯一上先生はそれに気付いておられるようだ。

 又評判の悪いアベノマスクを配ろうとしている。閣僚の誰もアベノマスクをしていない。安倍さんだけが意固地になって、顎をはみ出させながらアベノマスクをしている。マスクはほぼ足りている、もっと大事な喫緊の困り事があるでしょうと言いたくなる。

 異常な長雨、新型コロナ、米中韓緊張 そして危機に無能な官邸。七十年の記憶にある限りこれほどの危機はない。ポストコロナの時代などというノー天気な話題には鬼が笑うだろう。洪水、米中緊張下で新型コロナを凌げるかどうかが問題なのだ。

 それにしても歩くのが遅くなった、駅迄二十五分掛かるようになった。アルコールも元々強くないのだが、大分弱くなった。会食最後の方は頭が痛くなり朦朧として寝たのだが五時には目が覚めてしまった。また雨かと新聞を取りに行ったら未だ来ていなかった。

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